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海外旅行保険は不要?クレジットカードの自動付帯保険と利用付帯の違いについて解説

ほとんどの方は海外旅行に行くときに損保ジャパンとかで海外旅行保険に加入してから渡航されると思いますが、クレジットカードに付帯している保険を利用してみるのはいかがでしょうか?

 

実際のところ、数年前まで僕も海外旅行に行くときは損保ジャパンで申し込んでから渡航していましたが、クレジットカードに付帯している保険を知ってからは申し込むのをやめました。

 

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クレジットカードの海外旅行保険とは

これはクレジットカードに付帯している海外旅行に行くときに利用可能な保険のことです。

持っているだけで有効になるもの(自動付帯)や利用することで有効になるもの(利用付帯)の2種類がありますので自分のクレジットカードがどちらに分類されているか調べておくことは重要です。

 

ほとんどのクレカは自動付帯だと思いますが、たまに利用付帯のものもあります。

 

とにかく自分のクレカに海外旅行保険が付帯しているかまず確認することをお勧めします。

 

 

一般の海外旅行保険は高くはないが安くもない

損保ジャパン(オンライン)の例を挙げてみますが、

ヨーロッパに1週間行く場合で、2840円(PAプラン)

自分で不要な項目を削除し、治療補償(1000万円)と携行品損害(20万円)のみにしたオーダーメイドで2150円でした。

 

 

そこまで高くないから入っておこうと思った方!

 

 

治療補償1000万円ってそもそも必要でしょうか?

 

 

クレジットカードの保険で十分?

保険会社や旅行会社がクレジットカードだけの保険だと治療費の上限が低いのでいざってときに実費になってしまい払えなくなってしまうと脅していますがこれは正しいのでしょうか?

 

これらのサイトを見ていると、脳梗塞になり倒れて入院し治療費が2000万円かかったとか交通事故にあって治療費や救援者費用1000万円かかったとか書いていますよね。

まあ、ほとんどがアメリカのケースですが。。。

 

これを知ると保険に入っていないと大変なことになると思いついつい加入してしまいます。僕もこの記事を書くにあたりそういう事例を読んでいましたが不安になって加入しようかと思いました 笑。

 

でも、これが起こる確率って。。。。。。

限りなく0に近い。

 

 

実際、こんな事例が頻繁に起こっていると保険会社の経営が成り立ちません。

 

 

でも、不安だから保険に入りたいという人は海外旅行保険に加入することをお勧めします。安心を買うのも一つの手段ですからね。

 

 

でも実際にみんながよく利用しているのは風邪で病院に行って薬をもらったりだとか荷物を盗まれたりだとかっていうケースだと思います。

 

この費用って100万円以下だと思うので、基本的にクレジットカードの保険で十分まかなえます。

 

自動付帯と利用付帯

クレジットカードに付帯している保険にも2種類ありますのでそれぞれ解説していきます。

 

 

自動付帯

日本を出国したとタイミングで有効になるものですので、現地で利用しなくても問題ありませんし海外旅行に持って行く必要もありません。

 

ほとんどのクレカはこれに該当すると思います。

 

利用付帯

日本を出国する前にそのクレカで旅行代金(航空券や最寄りの空港まで行く費用など)を払うか出国後に現地で公共交通機関の代金をそのクレカで支払うことで有効になります。

 

公共交通機関の定義は色々ありますので自分のクレカのサイトを確認しておいたほうがいいです。

 

 

ちなみに僕の場合は、現地の空港到着後に空港から市内に出る際(バスや電車)にそのクレカで支払って有効にしています。

 

普通の楽天カード(ゴールドやプレミアム等は除く)は利用付帯に位置付けられていますが、日本出国後の利用では有効になりませんので、日本国内で利用しておかなければいけません。航空券の購入だったり空港までの電車賃のような公共交通機関の支払いです。

 

どの項目が一番重要か

クレジットカードの付帯保険で一番会社が推してくるのが、

傷害死亡・後遺障害 1000万円!」

みたいな感じです。

 

でも、傷害死亡・後遺障害ってほぼ使うことがない項目です。

 

重要なのは、疾病・傷害治療費用と携行品損害です。

 

いくら傷害死亡・後遺障害の補償額が高くてもこれらの項目が低い場合や無い場合は無意味な保険になってしまいます。

 

 

クレカの補償額は合算できる

意外と知られていません。

傷害死亡・後遺障害は合算できませんがそのほかの項目は合算できます。

 

ですので複数枚クレカを持っていれば補償額もかなり上げることができます。

 

 

エポスカードと楽天カードを持っていた場合

保険の種類保険金額合計額
エポスカード楽天カード
傷害死亡・後遺障害500万円2000万円2000万円
傷害治療費用(1事故の限度額)200万円200万円400万円
疾病治療費用(1疾病の限度額)270万円200万円470万円
賠償責任(免責なし)(1事故の限度額)2000万円2000万円4000万円
救援者費用100万円(1旅行・保険期間中の限度額)200万円(年間)300万円
携行品損害(免責3,000円)20万円(1旅行・保険期間中の限度額)20万円(年間)40万円

 

だいたいこんな感じになります。

年会費無料の上記2つのクレカですが、合算するとなかなかいい額になりましたよね。楽天カードは利用付帯でなおかつ国内での利用のみ(航空券や空港までの公共交通機関の運賃等の支払い)有効になるのでご注意ください。

エポスカードは補償額もしっかりしているのでオススメです。

 

まとめ

クレカの種類にもよりますが3、4枚持っている人なら治療補償額が海外旅行保険と同じくらいになっている可能性もあるので一度確認してみたほうがいいと思います。

保険ばかりは無駄な費用とは言い難いので最終的には自己判断になると思いますが、参考までに僕の意見を述べました。

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