世界一周をしているとクレジットカードでキャッシングした現地通貨が余ることがあります。
そんな時に両替所でドルやユーロに両替してから出国するのですが、両替所に書いているレートの見方がよくわからずレートの悪い両替所で交換してしまったこともあるはず。
ネットで検索しても、日本円を交えた両替ばかりだったので外貨から外貨に両替するときの比較方法を説明します。
今回のケース
今回はメキシコシティの空港で調査しました。
余ったメキシコペソ→ドルに両替します。
つまり、両替所がドルを売るということです。
レートの見方
レートの見方ですが全て両替所目線で表示しています。
Buyということは両替所がドルを買う
Sellということは両替所がドルを売る
ということです。
よくWe BuyとかWe Sellとか買いていますよね。
次にドルのところを見ると、
BUY:17.50
SELL:17.70
となっています。
ということは、
We buy 17.50ペソ/1ドル(両替所がドルを買う)
We sell 17.70ペソ/1ドル(両替所がドルを売る)
BUYの場合(両替所がドルを買う)
僕らがメキシコペソを買いたい(両替所はドルを買いたい)場合、Buyのところを見ます。
画像の例だと、17.50ペソ買うのに1ドルかかるということです。
SELLの場合(両替所がドルを売る)
僕らがメキシコペソを売りたい(両替所はドルを売りたい)場合、Sellのところを見ます。
画像の例だと、17.7ペソを売れば1ドル手に入ります。
どっちの両替所がお得?
両替所1
BUY:17.50
SELL:17.70
両替所2
BUY:17.71
SELL:17.72
BUYの場合(両替所がドルを買いたい)
僕らがペソを買いたい場合を考えてみます。
→Buyを見ます。
両替所1:17.50
両替所2:17.71
両替所1では、1ドルで17.50ペソ手に入ります。
両替所2では、1ドルで17.71ペソ手に入ります。
両替所2を使った方がたくさんペソが手に入りますね。
SELLの場合(ペソを売りたい)
ペソを売りたい場合を考えてみます。
→Sellを見ます。
両替所1:17.70
両替所2:17.72
両替所1では、17.70ペソで1ドル手に入ります。
両替所2では、17.72ペソで1ドル手に入ります。
両替所1を使った方が少ないペソでドルが手に入りますね。
実際に両替してみた
僕は今回メキシコペソを売ってドルを手に入れようとしました。
僕が使った両替所のレートはSELL:17.65でした。
15ドルにしようと思ったら、15×17.65=264.75ペソ
必要ということになります。
市場レートと比べてみた
一般的に両替所のレートはマーケットのレートより悪いと言われていますが、まさかのメキシコシティの空港ではマーケットより良いレートで両替できました。
マーケットだと、264.75ペソで14ドルしか手に入りませんが実際には15ドル得られました。
こういう両替所は少ないというよりほぼないはずです。
まとめ
いつもどこの数字を見たらいいかわからなくなるのでまとめてみました。
いくつか両替所が並んでいる時は比較してみた方がいいと思います。
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