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なぜ両親が銀行の勧める金融商品を退職金で買うのか考えてみた

僕はネット証券で日本株やFxをしているのですが、両親が銀行の勧める金融商品を買うのを止めれませんでした。

 

完全に僕の力量不足でした。

 

はっきり言って銀行や証券会社の勧める商品で勝つことは難しいです。

 

主な原因は、手数料の高さ、販売員の無能さ、会社の枠組みに縛られているからです。

 

投資をしている僕自身本当に情けないことですが今後こういうことが少しでも起こらないために記事にします。僕を育ててくれた両親のことを悪く言うのは嫌ですし、心苦しいですが誰かの役に立つことを願っています。

 

この記事は僕の経験から書いていることですのでおかしな表現や間違った考えもあるということをご理解ください。

 

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銀行や証券会社のダメなところ

  • 手数料が高い
  • 勧めてくる金融商品が謎すぎる→仕組みが複雑
  • 景気の良いときに勧めてくる
  • 販売員が無能
  • 毎月売りたい商品がある

 

まだまだありますがメインはこんな感じ。

合法的な詐欺と言ってもいいと思います。

 

手数料が高い

例えば外貨(豪ドル)を使った保険。→両親が買ったやつ。

100万円分買って手数料1万円くらい。

Fx会社なら70円。

 

これが売却時にもかかるからその差19860円。

142倍手数料が高い。

 

Fxをやっている人ならわかると思いますが1円も相場が変われば利益確定や損切りをするところなのにそれが手数料て。。。

 

誰が勝てるんですか。。。

 

金利があるからいいじゃんって思う人もいるかと思いますが、この保険の商品の金利は確か1.5%あったかなかったか程度。

豪ドルの金利は下がった今でも1.5%は超えている。

 

つまり、Fx会社で豪ドル買って放置した方が儲かる可能性が高いってこと!

 

勧めてくる金融商品が謎すぎる→仕組みが複雑

今回両親が買った豪ドル建ての保険。

なぜ豪ドルで買うの?とかなぜ保険?とか色々謎はあります。

 

僕も販売員の説明を聞きましたがはっきり言って謎。

 

なぜややこしい仕組みにしていると思いますか?

 

人はややこしいことは、まあいいかってなるから。

 

だから自分の理解を超える商品を平気で買ってしまう。

 

これが銀行や証券会社の狙いでしょう。

 

逆に日本株とかだと自宅で株価を簡単に調べられ下がってるやんけ!と文句を言われる可能性は高くなります。

 

まあ、要はクレーム防止。

 

勉強しない人に売るにはもってこいの商品というわけです。

 

景気の良いときに勧めてくる

銀行や証券会社は高額な手数料で儲ける会社なので景気がいいほうが手数料を稼げます。

 

これは商品に対して数%という手数料を設定しているからです。

 

景気がいいと、株価は上がり、円安になります。

 

その分手数料も上がるという仕組み。

 

販売員が無能

優秀な販売員なら自分で独立して自分で投資して稼ぎます。

 

その企業にいるということは能力が低い証拠です。

 

その人たちが適当に勉強して会社が決めた商品を高齢者にゴリ押しするという話。

 

こういうこと許されていいんですかね?

 

毎月売りたい商品がある

販売目標があったり、今月はこれだ!って商品があります。

 

でも、そんなのおかしいです。

 

彼らは長期投資を勧めてくるのに毎月売りたい商品が変わるなんて変じゃないですか?

 

それって完全に短期目線。

 

ソフトバンクの株がいいと思っているなら、それは将来性見通しが良い限りずっとだし、ショックなニュースが出ればその日からオススメじゃなくなるはずです。

 

てか、10年や20年も投資して元取れないなんてバカでしょ。

 

なぜ多くの人が騙されてしまうのか?

お金が余っている

一番の原因がこれ。

若者は貧乏だけど高齢者はお金持ちです。

 

お金があるから余計なことに手を出す。

 

出さなくてもいいのに。

 

もし、お金を減らしたいなら手を出してもいいと思いますが高齢になったら投資は不要ですよ。

 

銀行預金は利息が少ないから何とか増やしたい

余計なことをしてはいけません。

 

高齢になってからは投資は不要です。

 

 

有名な企業だから安心、スーツ着てるし誠実な人だし

田舎の人に多い考え。

有名な企業なのはあなたの手数料で儲かっているからですよ。

 

スーツなんて1万円で買えますよ。

 

でも、僕が両親を止められなかった原因はこれだと思います。

 

その時、僕は無職のプー太郎。

 

プー太郎 VS  見た目エリート販売員

 

ならプー太郎は負ける世の中なのですよ。

 

いくら正しいことを言っても実力がないと説得力がない。

 

実力がないと言いたいことも言えないのですよ。

 

自分自身情けないです。。。

 

勉強不足

自分の理解を超えるものに手を出してはいけません。

楽しても儲けられるなんてあるわけないじゃないですか!

 

みんな身銭を切って若いうちから勉強しているのですよ!

それでも負けることがあるのに、それを今まで投資に無関心だった人がちょっとやって勝てるほど甘くないです。

 

簡単にお金を増やせると思っている

ほんと大きな勘違い。

銀行や証券会社に相談してすぐ増えて万歳!っていつの時代ですか?

 

今はネットで情報が溢れていて、自分の頭で考えて何が正しいか考えないといけない。

 

最悪、間違えることもある。

 

でも、失敗してやり直せるのは若い時だけ。

 

高齢になれば無茶しちゃいけないですよ。

 

若いうちの失敗はとりかえせるが。。。

若い時の失敗は比較的取り返せます。

 

なぜなら使う金額が少ないから。

 

株を買うにしても100万円程度。

 

もしなくなっても1年働けば取り返すのは容易です。

 

しかし、高齢になるとお金があるので1000万円単位でとかになると話が変わってきます。

 

失敗したら、なかなか取り返しがききません。

 

無茶なことはやめましょう。

 

まとめ

自分なりに分析しましたがこんなところでしょうか?

もしかしたら今後景気が爆発的に良くなって利益が出るかもしれませんが可能性は低いと思います。

 

ちなみに両親の退職金の半分はこの保険商品に使いましたが、残りの半分で日本株を買ってかなり利益が出たことで少しはどっちがマシかわかってくれたかもしれません。

 

やはり、一度痛い目を見ない限り人は成長しないのだと思います。僕がFXで数十万円吹っ飛ばした経験からも言えることです。

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