僕がインドネシアに来た最大の目的がイジェン火山でブルーファイアを見ることでした。2019年5月くらいにガスが多量発生して接近できないという情報でしたが、2019年7月には見ることはできました。
ただ、ガスが多すぎるからかショボかったです。
神秘的なのは間違い無いのですが、炎が小さすぎてこれだけ!?って感じでした。
それでも一応行けたのでそのときの方法や値段を紹介します。
ブロモ山、イジェン火山のツアー
ツアーに参加しなくても個人で行くことも可能ですが、急だと電車の予約が取れないので時間のない人はツアー参加が一般的です。
ツアーでも電車かミニバスか選べるのですが、電車なら最低でも3日前でないと予約はとれないようです。現地で電車で来た人数人に聞いたところ予約をするのに3日間待ったと言っていましたので確かだと思います。
そういうわけでミニバスしか選択肢がなかったのでミニバスの内容を紹介します。
ツアー内容
1日目:ひたすら移動→宿泊
2日目:午前3時出発→ブロモ山サンライズ→ブロモ山に登る→ひたすら移動→宿泊
3日目:午前1時出発→イジェン火山→港(Ketapang Harbor)へ移動し解散→バリ島 or その他
金額
プランによって違うが最安値は795000ルピア(6000円)
この金額に含まれないものは昼食、夕食、入場料、解散後の移動費です。
ガスマスクは含まれています。
ブロモ入場料(平日240000ルピア:1800円、休日340000ルピア:2550円)、イジェン入場料(平日100000ルピア:750円、休日1150円)が追加。
僕はバリ島に行ったので追加で100000ルピア(750円)かかったので合計9300円でした。
ちなみに僕はツアー会社に支払ったため100000ルピアかかりましたが、自力で行けば半額くらいです。値段的には大したことないのですがバスが来なかったり対応が気に入らなかったりしたので自力で行くことをお勧めします。
自分でフェリー乗り場まで行き、バリ島の港に着いたらクタ行きのローカルバスがあるので簡単です。ツアー会社のスタッフは待ち時間があるから俺らのところで申し込んだ方がいいと行っていましたが、僕らの方が明らかに待ち時間が長く自力組は1時間くらい早く移動できていたと思われます。
イジェンツアー後のバリ島移動。
ツアー会社のスタッフが手配したバスは最悪。
正規値段の2倍、1時間遅れ、バスは地元民と一緒のただのマイクロバス、エアコンなし、運転は究極的に荒い、車内でタバコは吸う。
ツアー後は何もなしで自分で当日窓口でチケットを買うことを強く強く勧めます。 pic.twitter.com/P6CwOwPSua
— Katsuo_55 (@Katsuo_555) 2019年7月18日
申し込んだ場所
僕は泊まっていた宿(Benetta House)で前日に申し込みました。
普段なら街中で見つけるのですが、時間がなかったのと事前に調べていた相場だったので迷いはありませんでした。
前日でもミニバスなら余裕で申し込めます。
参加メンバー
偶然かもしれませんがアジア系は全くいません。
ヨーロピアンだけでした。
アメリカ、オランダ、フランス、ポルトガルなど。
なぜか半分くらいがオランダ人でした。
それと前日にボロブドゥールで写真を撮りあったカップルやローカルバスで一緒になったフランス人女性2人など知っている人もいました。
つまり、このツアーに参加する人は貧乏旅行をしている人やローカル感を求めている人が多く一般的な旅行者はいませんでした。
実際の移動経過
1日目
8:25 宿にピックアップ
11:00 ドライバーのタバコ休憩、コンビニで色々買える
11:20 出発
13:50 ガソリン補給とトイレ休憩
13:55 出発
14:00 ランチ(自腹)
14:50 出発
18:10 ガソリン補給
20:15 ツアー会社到着(英語で翌日の説明)
20:45 ツアー会社出発
22:00 ホテル到着(どこの店も開いておらずスタッフからカップヌードルを買った:75円)
23:00 就寝(10人くらいのドミトリー)
1日目まとめ
ひたすら移動です。
クーラーも効いていたのでマシでしたが渋滞がひどく、運転もひどいので良くないです。
最後の方は時間に余裕がなさすぎてやばいんじゃないか?っていうくらい飛ばしてました。電車組はとっくについていたので選べるなら電車がお勧めです。
2日目以降は電車組も同じ行動になります。
それと終盤になるとATMがないくらい田舎に行くのでツアー前に現金を蓄えておいた方がいいです。
2日目
2:30 起床
2:45 準備完了
3:15 出発
4:00 ジープ降りてビューポイントで朝日鑑賞(ジープのナンバー控えておく)
ビューポイントはmaps.meではKing Kong viewpoint か 赤丸のところがお勧めです。King Kong viewpointの方が人は少ないですが景色的にはあまり変わりません。写真的にはKing Kong viewpointの方が人が写り込まないので綺麗に撮れると思います。
5:35 下山
6:00 ジープ到着
6:05 ブロモへ向けて出発
6:30 ジープ到着、登山開始
6:55 頂上到着
7:30 下山
8:00 集合、出発
8:20 宿到着、朝食(無料)、シャワー浴びるならこのタイミングです。
9:55 宿出発
11:05 イジェン行かなくて今日バリへ行く人を下ろすためツアーオフィス到着
11:30 イジェンの説明(英語)
12:00 ミニバス出発
13:45 昼ごはん(自腹)
15:00 出発
17:50 宿到着、夕飯(自腹)
21:00 就寝
2日目まとめ
早朝から朝日を見るために移動するわけですが、ビューポイントで朝日を見るのはとても綺麗で良かったです。
そのあとのブロモ山に登るのは煙が発生しているだけでしょぼいので見なくてもいいかと思いました。
それと毎日朝が早いと思いますが、移動中良く寝れるので大してしんどくないです。
3日目
00:30 起床
00:45 ノックあり
01:00 集合
01:15 出発
01:50 イジェン麓到着
02:05 登山開始(ガスマスク配布あり)
maps.meでBlue Fire viewpointという場所でガスがなくなった時にブルーファイアが見れます。ガスが出ているときは下向きで耐えてガスがなくなれば鑑賞。
この繰り返しです。
ということで時期にもよりますがずっと見れるわけではなく数秒間隔でしか見れませんでした。
性能が悪いiPhoneSEの最大ズームでこれでした。
実際はもう少し綺麗ですが時間が短く写真に収めるのが難しかったです。
4:40 ブルーファイア満喫し終わって朝日が見れるところへ移動
これが予想以上に綺麗で一緒にいたオランダ人とこれの方がいいと言ってました。笑
ブルーファイアを見ていた場所はガス発生場所と同じでここです↑
5:50 下山開始
7:15 麓到着
8:15 イジェン出発(ブルーファイアに参加せず朝日のみ参加のグループの集合が遅すぎてタイムロス)
9:45 トイレ休憩
10:05 出発
10:10 フェリー乗り場周辺到着 ここでデンパサール行きを買った人と買ってない人でお別れ
11:10 ようやくバス到着(ツアー会社手配のバスの人)
11:20 フェリー乗り込み、出発
13:00 バリ島側の港に到着しバス出発(時差1時間)
16:10 Mengwi バスターミナル到着
3日目まとめ
イジェン火山のブルーファイアは日によって迫力が違うので完全に運です。僕が行ったときはショボかって残念でしたがこういうこともあります。ただ僕の載せた写真より実物の方がマシです。僕のスマホは暗い場所では性能が悪すぎます。
それよりもイジェンで見た朝日の当たった風景の方が綺麗です。
その後のバリ島への移動については不満があるのでツアー会社でなく自力で移動することをお勧めします。
別記事で不満をぶちまけます。
まとめ
2泊3日で1万円くらいのツアーでブロモ山、イジェン火山を満喫できました。ブルーファイアがしょぼい年だったので仕方なかったですが残念でした。
バリ島のリゾート地でのんびりしたりするのは僕の性格には合わないので参加してよかったと思います。
まあ、ガスマスクまでして絶景を見るなんて変な話ですがそういう人たちが集まっているツアーっていうのも面白かったです。
コメント
初めまして
カツオさんの記事を参考に三月に同ツアーに参加しようと思いました。
一つお伺いしたいのですが、ミニバスでの移動の際にスーツケースを持ち込めるでしょうか。
写真を見る限りあまり大きなバスではないため、人数次第ではかなり邪魔になってしまうのではないかと懸念しています。
コメントありがとうございます。
後ろに全員の荷物を入れますので工夫次第でなんとかなります。実際、スーツケースの人や大きなバックパックを持った人も多かったです。