僕は海外で宿に泊まる時にAirbnbという民泊サービスをかなり利用していますが、日本ではそこまで知られていないと思いますので紹介します。
日本では使ったことはないのですが、海外で30回以上(もっとかも?)使っていてヨーロッパ(西欧、東欧、北欧)や北アメリカ(アメリカ、メキシコ)、南米(チリ、アルゼンチン)など使った国は様々です。
基本的にホテルより僕はAirbnbの方が好きです。
Airbnbとは
Airbnb(エアービーエンビー、略してエアビ)
これは現地人で家(家丸ごとや家の一室などさまざま)を貸したい人と旅行者で地元の家に泊まりたい人をマッチングされるものです。
日本の都市や観光地周辺でも一定数ありますが、海外ほど普及しているとは思えないのが現状ですが、海外ではホテルの倒産が相次ぐなどかなり大きな影響が出ています。
日本でもそれを恐れてホテル業界等が強い反発を見せていますが。
これの面白いのはホスト側がゲストを選べることです。
ホストは泊まったゲストを推薦するかを5段階評価するのですが、この評価が低いと今後ホストから拒否されることがあるのでゲスト側もホストをリスペクトしないといけません。
ちなみにゲストはホストからのレビューの文章は読めるのですが、いくつ星をもらったかはわかりません。
今まで泊まった家
ヨーロッパ、北米、南米などで30回以上使いました。
一人旅の時は値段の安い家の一室を借りることが多いです。
アイルランド、アメリカ、イギリス、イタリア、スペイン、ポルトガル、オーストリア、アイスランド、ノルウェー、ポーランド、チェコ、セルビア、ハンガリー、クロアチア、モンテネグロ、ブルガリア、メキシコ、チリ、アルゼンチン他にもあったかもしれませんが、これくらいの国で利用しました。
これはイギリスで泊まった家ですが、おしゃれですよね。専用バスルーム付でした。
メリット
Wifiが爆速
ホテルやホステルだとWifiの強さは行ってみないとわからないことが多いですが、エアビの物件は実際に人が住んでいてその人たちも使っているのでWifiは基本的に速いです。
日本の自宅でWifiを使っているような感覚です。
ホテルなどではレビューにWifiのことが書いてあることもあるので確認してから予約するようにしましょう。
現地人と交流できる
希望すれば現地の人(ホスト)と交流できることがあります。
僕がセルビアで泊まった時は、朝ごはんを作ってくれたりセルビアのお酒を飲ましてくれたりかなり交流しました。宿代は1泊2000円くらいでしたが、無料でここまでのサービスをしてくれたので収益目的ではやってなかったと思います。こういうことは珍しいです。
ホストと交流したい場合は、予約前に案内文やレビューをしっかり読み不明なことがあれば質問することをお勧めします。
部屋が綺麗
写真で確認するのもいいですが、僕は評価を重視しています。
というよりいくら写真が良くても評価やレビューが悪い物件はパスすべきです。写真はプロが撮れば綺麗に見えるし、逆に素人が撮れば綺麗でも微妙に見えたりします。プリクラの写真は詐欺れるみたいなやつです。
レビュー数が10件以上あって、清潔さが5つ星とかだと満足できます。逆に5つ星じゃなかったらまあこんなもんかくらいな感じです。Booking.comとは違って評価は甘めなので清潔さは4.5以上は必須かと思います。
ホテルより安い
これは完全に場所によりますが、ホテルよりは安いことが多いです。まあ、専用のバスルームとかがなく共有のことがほとんどですが。
チェックインが柔軟
チェックイン時間は3時以降とかになっていても、事前にリクエストすればその前でもチェックインや荷物を置かせてくれることがほとんどです。
チェックインは前日の宿泊者の状況によりますが、荷物くらいなら頼めば大丈夫だと思います。僕も断られたことがありません。
洗濯機が使える(洗剤も)
これも物件によりますので事前に確認しておきましょう。
設備で洗濯機が使えるところは洗剤も使わしてくるので持参する必要はありません。
キッチンが使える
これも洗濯機とかと一緒で設備の項目を確認しましょう。
家の一室を借りる時はキッチンはシェアなので調味料は基本使えます。料理好きの家だと醤油を置いていることもあるのでおお!!と驚くこともあります。
デメリット
しっかり説明文を読まないといけない
これは絶対に読んだ方がいいです。
あとでそんなつもりじゃなかったってならないためにも。
英語で書かれてあることがほとんどですが、たまに現地語で書かれていることもあるのでその時は翻訳機能を使います。これは翻訳ボタンを押すだけで日本語に変えてくるので英語が苦手な方でも安心です。グーグル翻訳を利用しているので完璧な翻訳ではないのですが、ほとんど理解できると思います。
ここでわからないことはホストに質問することもできるので積極的に利用しましょう。
コミュニケーションは英語が基本
質問するときは英語が必須です。でも、グーグル翻訳を使って英文を作ればそこまで難しくないと思います。
問題は現地ですよね。
わかりますよ、その不安。
僕も初めてチェコで利用した時は英語さっぱりの状態でしたから。
でも、到着したことをAirbnb経由でメッセージで送り家に入れてもらったらあとは部屋の説明とか鍵の閉め方とかを教えてくるくらいなので雰囲気でわかります。
ただ、英語が話せると交流ができることがあるのも事実です。安くて綺麗なところに泊まる目的だけの人は交流はなくてもいいと思いますが。
安い物件は中心地から離れている
イギリスとかオランダとかはまさにその典型例でした。
中心地だと1泊1万円以上はしますが、郊外になると5000円未満のも全然あったりします。
ただ、中心地から1時間くらいかかるとか立地は残念です。
どっちがいいかは好みですね。
現地で家を見つけるのが大変
Googleマップを使えば、その家まで完璧に案内してくれますが本当にその家で合っているか不安ですよね?
一軒家だと日本でいう番地の数字が家に書いていることが多いですが、マンションだと日本と表記が違っていたりするので不安になります。
僕の場合は全くわからなかったり不安になったりするとホストに連絡して家の前にいるけどどうすればいい?って連絡します。
そしたら降りてきてくれるか、そのままマンションのゲートを開けてくれたりまします。
こればっかりは勇気ですね。
みんなが誤解していること
英語を流暢に話せるホストは少ない
これ意外でしょ?
ヨーロッパでこれなのでアジアとか南米ならどんな感じでしょうね。これについては体験後、記事にします。
→南米だとプロフィールに英語が話せる旨が書かれている物件が安心ですが、話せなくても翻訳アプリを使えばどうにかなりました。
流暢に話せる人の割合って20%くらい?もっと少ないかも。
国にもよりますが、イギリスやアイルランド、オーストリア、アイスランドはパーフェクトでした。そりゃ、イギリスやアイルランドは母国語ですからね 笑。
でも、スペインなんて全然話せないし、東欧は話せる人がホストだとおお!!ってなりますよ!
流暢じゃない人は片言の英語で頑張って話してくる感じです。
だから少し英語を話せるくらいなら全然問題ないと感じました。
ホストとの交流は基本ない
エアビの目的は交流だ!とか思っている人がいるかもしれませんが、それはごく一部。
基本は交流なんて一切なく、部屋の説明を受け鍵を受け取り、質問があれば聞いてって言われて終了。
ホストが家に不在のことも多く、困ったらメッセージ送ってねって言われることも多いです。
ホストは旅人と交流目的ではなくビジネス目的が主流
これに尽きます。
交流目的だったのはセルビアとクロアチアのとこだけだった気がします。クロアチアのとこはクロアチアとはこういう国でこの街はここが素晴らしくて、、、などなど、またクロアチアについて何を知っている?どういうイメージだ?って質問攻めにもあいました 笑。
スペインのとこは質問があったら必ずメッセージで送ってくれって言われ、リビングルームにも入れませんでした。完全にビジネス臭プンプンで、ここはなかなかひどかったので僕のレビューも低めにしておきましたが。悪いと思ったのはこの1件くらいですね。まあスペインで立地も良く値段が安すぎたので仕方ないですが。
ですので、英語で喋らないといけない!とガチガチにならず部屋だけ借りて泊めてもらおうくらいの気で行く方がいいと思います。
プロフィールが女性のホストであっても対応は男性がほとんど
プロフィールが可愛い女性だから嬉しいなあとか思っていると痛い目を見ます 笑。
カップルや夫婦で経営していることが多いので女性の顔をプロフィールに使った方が印象がいいですからね。
こっちが男性だと現地では男性が対応することが多いので驚かないように、男性諸君!笑
子供が登録していても対応は英語初心者の親のパターンが多い
これも結構あるパターンです。子供は仕事で忙しいので平日でも暇な親が対応するパターン。
夜になると子供が帰ってくるので会話がスムーズになりますが、平日の昼間とかだと親が対応するのでなかなか苦労することもあります。
レビューを書くのは必須ではない
書きたかったら書くシステムになっているので、僕は相手がレビューを書いてきたら書くようにしています。でも、基本2泊以上したところはほとんどレビューを書かれますね。
逆に1泊だと書かれないことがほとんどです。
レビューを日本語で書くと喜ばれる
僕は英語と日本語の両方でレビューを書いていますが、ホストから日本語で書いてくれと言われたことがありました。
英語でのレビューは多いですが、英語以外でのレビューは少なめ。僕も日本語でレビューが書かれている物件にはついつい目がいきます。
その方が集客がしやすいんでしょうね。
まとめ
思いつくことを書いてみました。
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