その2ではキューに参加するまでのことを書きましたが、今回は列に並んでから会場に入るまでのことに焦点を当てます。
最初に並んだ時にキューカードという数字の書いた紙をもらうのですが、これが自分が並んだ順番です。
チケットの枚数は限られているのでその数字を見てどのチケットを購入できるかを考えておきます。
多分当日に並んだ人ならセンターコートは無理です。
チケットの枚数
- センターコート500枚
- ナンバー1コート500枚
- ナンバー2コート500枚
- グランドチケット無限?
つまり、1500番以内ならどれかのチケットが購入できます。
でも、実際は2000番でも買えることがあります。
これは当日のチケットを待っている人と翌日のチケットを待っている人がいるからです。
他にも諦めて帰ってしまった人、センターコート以外のコートは買わない人など様々です。
僕の後ろに並んでいた人にどのコート狙ってる?って聞くと今日じゃなくて翌日のセンターコートを狙ってるって言われて驚きました。
2018年の体験談
日程 | 到着時間 | キュー番号 | 可能なコート | 備考 |
4日目(2回戦) | 当日 4:15 | 1326番 | ナンバー1,2 | |
6日目(3回戦) | 当日 2:05 | 2177番 | ナンバー2 | 土曜日 |
8日目(4回戦) | 当日 4:00 | 1929番 | × | 5人前で完売 |
4日目はナンバー1コートよりナンバー2コートの方が充実していたのでナンバー1コートの方が余っていました。
6日目は土曜日だったので当日早朝に並んでもグランドチケットしか買えませんでした。
ナンバー2コートは空いていましたが、微妙すぎる試合しかなかったのでみんな買っていませんでした。2100番台で買えることはほぼないので期待しないほうがいいです。
土曜日の当日に並んでもグランドチケットしか買えないのでどうしても買いたい場合は前日の夕方から並びましょう。
8日目の4回戦は残り5人というところで売り切れたのでグランドチケットを買いました。
これは残念すぎました。
でも、2018年は地元のマレー選手が欠場し、W杯も被っていたので人は少ない方だったらしいのでもう少し早く行かないといけない気もします。
並んでから
ここからが本題です。
僕は一人で並んだのですが、ウィンブルドンは24時間体制でセキュリティーがしっかりしているので一人でも安心です。
トイレ
キューがあるところにあるのでいつでも行けます。
荷物預かり
5時半から開きますのでそれから預けに行きましょう。
僕は空港から直接行った日もあったので利用しましたが、警備もしっかりしているので大丈夫そうでした。
値段は1£。
キャンプ用品は5£。
最終試合が終わってから1時間後まで開いています。
荷物管理
隣の人と仲良くなっておきましょうって書いているブログが多いですが、僕は誰にも言わずにそのままの状態でトイレとかに行っていました。
仲良くなった時はちょっと声をかけたりしていましたが、グループで来ている人に話しかけるのも嫌だったので放置していました 笑。
大したものは入っていないですからね。
嫌な体験
最初に言っておきますが、ただの愚痴なので聞き流してください。
僕が並んだ時、隣が偶然日本人の老夫婦でした。
最初に向こうに話しかけられて日本人とお互い認識しました。
で、そこから数時間特に何も話していないのですがトイレに行こうと思って
僕:「トイレ行きたいんで荷物見といてくれせんか?」
おじいさん:「保証はできない!」
僕:「いや、それでもいいですけど?」
おじいさん:「保証はできない!列がいつ動くかわからんから」
僕:苦笑い
いや〜日本人らしいなと 笑。
責任取りたくないですもんね 笑。
って、誰がこんなことで責任追及するんでしょうか?笑
で、結局荷物をそのままにしてトイレに行きました。
そしたら本当に列が動き出していて、僕の荷物(小さなリュック一つ)だけポツンと残っていました。
でも、キューカードで番号がわかるのでスタッフの人に言って探してもらいました。
そしたら、
おじいさん:「ジャパニーズ!」
合図してくれましたが、なんか嬉しくない 笑。
こういうのを見ていると、日本人の性格が出ているなあと感じました。
絶対に責任は取りたくない!!!っていうことがひしひし伝わってきました。
この一件以外にも海外旅行している老夫婦にはあまりいい印象がないので極力話しかけるのは避けています。
ウィンブルドンの列に並んでいる人はテニス好きがほとんどなのでわざわざ日本人に話しかけなくてもいいと思います。
僕はよく一人で来ている外国人と話していました。
というか一人で来ている日本人以外の日本人には話しかけない方がいいと思います。
複数で来ている人は身内で楽しみたいのでそっとして置いた方がいいです。
さらに日本人は警戒心がハンパないです。
7時半くらいからリストバンド配布
ここまでひらすら待つだけです。
レジャーシートを敷いて寝ていればいいと思います。朝4時くらいが一番寒いです。
7時半くらいになるとコート番号が入ったリストバンドの配布が始まります。
そこで希望するコートナンバーを伝えましょう。
このリストバンドがないとチケットを購入できません。
グランドチケットの人はリストバンドはもらえません。
セキュリティーチェック
9時半くらいには荷物検査の場所まで移動できていると思います。
派手な応援幕とかを持っていると捨てるよう言われている人もいました。
チケット購入
2018年からようやくクレジットカードが使えるようになったのでとても便利になりました。
もう現金は入りません。
センターコートやナンバー1コート、ナンバー2コートの人は座席を選べます。
当日券の方が抽選で当たった人よりいい席というのは有名な話。
僕も最前列の席でした。
さらにサインをもらうのも案外簡単でジョコビッチや錦織くんなどめっちゃもらっている人も普通にいます。
どの席がいい?
いきなり席を決めないといけないので焦ります。
チケットオフィスのスタッフに言えば座席表を見せてくれますが、いまいちよくわからなかったです。
僕が見たナンバー2コートだけ紹介します。
他のコート希望の人は事前に調べておくのが得策です。
ナンバー2コート
12か5がおすすめ。
アルファベットが若い方がコートに近いです。
これだと5Cの34。
これで上の図でカメラマン席の真後ろでした。ただ西日がマジで強いので暑かったです。
サインをもらいたいのならGangway12の前の方の席がいいでしょう。
12だと審判とかぶると心配するかもしれませんが、見た人の話を聞いたところ全然気にならなかったらしいです。
まとめ
次はチケットを購入して会場に入ってからの過ごし方について書きます。
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