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リウマチを発症。妊娠、時間、お金について

リウマチというと高齢女性が患っており手とか足が変形しているイメージでしょうか?昔はそうかもしれませんが現在は薬が劇的に進化しており手とか足が曲がっている人はほとんどいないように思います。

僕は30歳でリウマチを発症し現在も治療中です。若いと思うかもしれませんが年齢分布では40代、50代、30代、20代の順ですので珍しいわけではありません。また男性:女性=1:5なので女性の方が多いです。

リウマチの治療は投薬が基本で、多くの方は痛みをコントロールをかなり軽減できるくらい現在は薬が進化していますのであまり心配しなくてもいいかもしれません。

ただ、リウマチ治療で重要になってくるのが、妊娠、金銭面、時間です。それらについて思うことを書きます。

 

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リウマチ治療で重要なこと3つ

  • 妊娠
  • 時間
  • お金

 

妊娠

発症分類: 男性:女性=1:5 40代>50代>30代>20代

これが意味するのは妊娠適齢期の女性が多く発症するということです。

現在のリウマチ治療の第一選択薬はメトトレキサートですがこれは胎児に影響があるとされているので妊娠中には使用できません。そうなってくるとこれより弱い薬にするか、お金を出して生物学的製剤にするかの選択かと思われます。飲み薬のJAK阻害薬も妊娠中は使わないのが一般的です。

生物学的製剤はよく効くのですが金額が高いのがネックです。生物学的製剤の中でもエンブレルとシムジアは妊娠中に安全に使用できると言われている。

 

男性の場合は選択肢はかなり広がります。日本ではメトトレキサート服用中は避妊することが一般的かもしれませんが海外では問題なしということになっています。この辺は医師により意見が違うようですが、受精卵に到達する精子は数億個の中の1つなので運動能力に問題があれば到達できないので問題ないという話のようです。

 

お金

生物学的製剤(注射)、JAK阻害薬は即効性もありよく効く人が多いです。

ただ値段が高いです。

生物学的製剤なら安いもので3割負担の人で1ヶ月17000円、JAK阻害薬なら24000円(2023年)。ただこれは最低ラインで薬が合わなかったりするともっとかかります。

ちなみに僕は1ヶ月で4万円ほどかかっています。

 

お金に余裕があるなら間違いなく生物学的製剤かJAK阻害薬を自分から希望した方がいいです。余裕がなくてもお金を出したほうがいいです。

 

時間

リウマチの治療はその人にあった薬が見つかればさほど難しいものではないことが多いですが、合う薬を見つけるのが一苦労です。従来のリウマチの薬は治療効果が現れるのにメトトレキサートやタクロリムスなら早くて1ヶ月、サラゾスルファピリジン、ブシラミン、イグラチモドなら3ヶ月程度かかります。生物学的製材やJAK阻害薬であれば即効性があるのでまだマシですが1ヶ月以上効果を待つ場合もあります。

また、薬に効果がない人が30%いるというのが時間がかかる要因です。そのため自分に合う薬を探すのに時間がかかります。

さらに効果があったとしても副作用があればその薬は使えないのです。

 

僕の場合、メトトレキサート、タクロリムス、サラゾスルファピリジン、エンブレル、シンポニー、ナノゾラは効果あり、ブシラミン、アクテムラは効果なしでした。またエンブレル、シンポニー、メトトレキサート、タクロリムスは肝機能上昇で使用できなくなりました。これらが判明するまでに2年くらいかかりました。

 

リウマチ治療で事前に知っておくべきこと

専門医に診てもらうこと

上記の3点も必要ですが、どの病院で治療するかも重要になってきます。

街中にはリウマチと書いている病院が多くあると思いますが専門医に診てもらうべきです。

「リウマチ 専門医」で検索すれば近くの専門医が見つかります。

 

専門医の方が良い理由は治療方針を明確に示してくれる可能性が高いからです。治療の選択肢の話でもややこしくなれば他院に紹介状をとはなりにくいです。自分が専門医だから自分のクリニックで診てくれます。専門医でないとたらい回しになることが考えられるので必ず専門医に診てもらうべきです。

 

まあ、自分の希望している治療方針と話の合う医師というのが重要ですね。これはリウマチに限らず大きな病気になれば専門医に行くのが原則です。

 

若いうちは高額な治療でも躊躇しない

若いうちや発症したすぐはリウマチの活動性をできる限り痛みを抑えた方が良いです。お金なんか気にしている場合じゃないくらい激痛に苦しむことになることもあります。

初めは軽い痛みでもそのうちコップを持てなかったりボタンも押せない日もあるくらい痛む時があります。スマホですら重くて持ち上げれないことだってありました。びっくりしますよ。

僕も最初は安い治療にしていましたが耐えれなくなり生物学的製剤に切り替えました。痛みをなくしてからは副業などで儲ける方が将来を考えるとベターという結論に至りました。痛みがあると何もやる気が起こらず時間がすぎるのも長く感じるものです。

今考えると最初から生物学的製剤やJAK阻害薬を使用して時間を節約するべきでした。現実は1剤以上のリウマチの薬を使って効果がなければ上記2種類の薬を使用できるので適当に1剤を使って劇的な効果がなければ生物学的製剤に切り替えるのが妊娠を考える上では最短距離です。

 

やりたいことは20代に終わらしておいてよかった

20代でもリウマチは発症するのですが、一般的には20代は体力があり病気にもなりにくいです。体が弱い人でも気づかないくらい。実際、僕は30代で発症しましたが20代のうちにやりたかった世界一周や留学で海外で生活するなど人生を満喫できましたのであれをしておけばよかったという後悔が少なかったです。やりたいことはわかいときにしておけというのはその通りだったなあと実感しています。

 

まとめ

お金があればリウマチの治療は劇的に変わります。痛みをなくしてからしっかり稼ぎましょう!

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