マダガスカルの最終日に食当たりと思われる症状に悩まされたわけですが、念のため病院に行くことにしました。って言っても、移動の関係もあってエジプトのカイロで行くわけですが。
というより行こうと決めた日には発熱は治まっていたので今更感はありますが、世界の病院を見る目的とクレジットカード会社にも連絡したので行かないのもなあと思い行ってみました。
病院選び
僕は楽天プレミアムカードを持っているのでひとまず連絡してみました。
+81188889871 24時間可能
すると、カイロならリストがあるので教えてもらうことにしました。
もらったリスト
1,医療機関名:AS SALAM INTERNATIONAL HOSPITAL
住所:Corniche El Nile Cairo
電話番号: +20 2 25 24 02 50
2,医療機関名:ANDALUSIA AL MAADI HOSPITAL
住所:4G/6 Takseem al Laselki, New Maadi Cairo
電話番号: +20 22 503 6100
3,医療機関名:DAR-AL-FOUAD HOSPITAL
住所: 26 July street, the touristic zone, 6th of October City Cairo
電話番号: +20 2 38 24 72 47
とりあえず、インターナショナルと書かれている1番目の病院に行くことにしました。
病院まで
クレジットカードの付帯保険では病院までのタクシー代も保障されるので、ウーバーを使って行きました。ウーバー利用時には電子領収書が発行されるのでそれで大丈夫ということは確認済みです。
ここまでで片道28 E£くらいでした。
金曜日は13時から
朝の10時くらいに着いたのですが金曜日は緊急以外は13時からしかやっていないと言われました。ここで3時間も待つのはきついので一旦ホテルまで戻りました。
この金額も補償されるかは謎。いや無理でしょ 笑。
まあ、往復300円くらいなんでいいか。。。
再び到着
はじめ入った建物は緊急のみらしくそこを抜けるともう一つ建物がありそこが本物↑です。
ようやく病院内へ
受付へ
ただ列に並んで自分の順番を待ちます。
症状を伝えますが、Diarrhea(下痢)という単語を受付が理解できず周りの人の手助けでどうにか伝わったよう(後に実際は伝わっていなかったことを実感します)なので番号の書いた紙を持って2階へ行くように言われました。
2階へ
2階へ行くとまた受付がありそこの電光掲示板に自分の順番が来るまで待つように言われます。
すぐに自分の番になったので受付へ。
登録料と診察料(675 E£、4200円)を払います。手持ちがなければ敷地内にATMがあるので引き出せます。
次に体温や血圧、体重測定や問診を行いますがまだ診察ではありません。
もう一度待合室に戻り診察の順番を待ちます。
ここまでは順調で着いてから30分もかかりませんでした。
ここからが長い
なかなか順番が来ません。
周りの人もイラついていますが待つしかありません。
結局1時間くらい待ってようやく自分の番に。
また症状を説明し(最初の問診の意味はあるのか?)抗生物質が欲しいと伝えました。
するとは、私はメディカルドクターじゃないから処方できないと!
最初の受付がミスったぽいです。
2階の受付のお姉さんのお金を返金してもらいました。
お姉さん曰く、最初の受付にはすでに連絡済なのでもう一度最初の受付に行って紙を発行してもらい1階に行ったらいいらしい。
再び受付へ
受付にはすでに連絡が入っていたのですぐに紙をゲット。
1階に行きもう一度受付。
登録料と診察料(450 E£、2800円)を払いました。
もう一度問診とか体温測定とかをやり直し。なんとも効率が悪い。
電子カルテじゃなくて紙でやってるから仕方ないか。。。
で、さっきと同様ここまでは快速。
でも、やっぱりここからが長い
今度は1時間半待ち。
正直もう帰りたいけど450E£払ってしまってるから仕方なく待ちます。
1時間半。
長かった。
やっぱりここでも、もう一度症状を説明しました。
ここの病院は英語は通じるのですが、どうも発音が聞き取りにくすぎる。
ペインをベインってひたすら言ってくるし、ところどころ意味不明な音がある。2階の受付のお姉さん以外なかなかひどい。
医者の言っていることは大体はわかりましたが、さっぱりわからないことも何度か。
というか重要な診断名が聞き取れず。というか病名の英名なんてほとんど知らないからね。。←これは僕の問題。。。
まあ、とりあえず抗生物質は確保できたので良しとしました。
エジプトの病院は初めに料金を支払うので料金は一定みたい。
診察内容なんて関係ないみたいです。
薬局へ
薬局に向かうも病院内の薬局は在庫不足で閉まっていたので(そんなことあるんですね 笑)病院前の薬局へ。
処方箋を渡して薬をもらいました。
金額は158E£(1000円)。
アイルランドでも同じでしたが薬の説明は薬剤師でなく医者が説明して終了でしたので薬局では薬をもらっただけでした。
今回の薬
正直こんなに入りません。
TAVANIC(レボフロキサシン)とCOMTREX(アセトアミノフェン)くらいで十分です。
ちなみにレボフロはクラビット、アセトアミノフェンはカロナールという商品名の方が日本では有名ですね。
医療水準は微妙
にしても、レボフロにはあまり手を出したくなかったのも事実です。この最強の抗生物質は効くのは間違いなのですが、耐性ができてしまうと大変危険。
なのでこれより弱い抗生物質を使って最終手段でレボフロを残しておくのがセオリー。
やはりエジプトの医療水準が低いというのは納得できる結果になってしまいました。
まあ、医者に何か思惑があったかもしれませんが僕の見解です。
あと、薬を出しすぎです。
僕の症状一つ一つに薬を出しています。
下痢で二つ。
咳で一つ。
頭痛で一つ。
薬物漬けとはこのことです。
正直、レボフロもいらないですね。
海外で体が弱ってくると不安になるので病院に行きましたが、処方内容を見て元気が出てきました 笑。
まあ、全く薬を持ってなかったのでレボフロとアセトアミノフェンは僕の手持ちの薬にすることにします。
レボフロは飲んでしまいましたけどね。←無意味な行為
まとめ
抗生物質が手に入ったのはよかったですが、場所を間違えられたこともあり時間がかかりすぎです。ちなみに病院のリストは楽天に聞かなくても外務省のホームページにもしっかり載っています。
まあ、先進国ならリストがなくても町医者に直接かかれば十分ですがここはエジプト。念のためにリストに載っているところに行ってみました。
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