カウナスはナチスから多くのユダヤ人を救った杉原千畝が赴任していた場所でそこに一度行ってみたくて予定に入れました。
ヴィリニュスからカウナスに行き、そこからシャウレイに向かうのが一般的なリトアニア観光のルートですが、そうするとカウナスかシャウレイで1泊しないとバスの本数的に厳しいと思います。
僕は当初そこからラトビアのリガに行こうと考えましたが厳しいということがわかったのでカウナスで1泊することにしました。
ヴィリニュスからカウナスまではバスでも電車でも行けますが、電車の方が安いし快適です。
僕は学割を使ったので大人料金の半額でした。
本数はバスの方が多いですが、僕は電車派なので電車を使いました。
ヴィリニュスからカウナス
出発場所
ヴィリニュスの鉄道駅から出発します。
金額
片道4.8€(学割なら2.4€)
当日、電車に乗る前に窓口で購入しました。
時刻表
公式ホームページから検索できます。
もちろんネット上で購入も可能です。
所要時間は1時間半程度です。
到着場所
カウナスの鉄道駅に到着します。
ここから杉原千畝記念館まで徒歩15分くらいです。
杉原千畝記念館(Diplomats for Life)
ここに行くためにカウナスに来ました。
カウナスの鉄道駅から徒歩15分くらいで、住宅地の中にあります。
ここはリトアニアの観光名所というよりコアな日本人が来るところという雰囲気でした。
実際、僕が行った時は僕しか訪問客がいませんでした。
15分のDVD上映(日本語)やパンフレット(日本語)もあるので英語が苦手でも問題ありません。
寧ろ、来る人はほとんど日本人ですので日本人向けに作られています。
場所
英語でDiplomats for Lifeと言います。
金額
4€(学割で2€)
行った感想と簡単な説明
本当に小さい建物でよく運営できているなと思いました。
杉原さんは日本では有名ですが、海外ではそこまで有名ではありませんが政府の命令に背いて自分の信念でユダヤ系オランダ人6000人を救った英雄だとは思いました。
概要を簡単に説明すると、リトアニアに赴任していた外交官の杉原千畝のもとに日本の通過ビザを求めて大量のユダヤ人が訪れました。
彼らはユダヤ人で母国にいると、ナチスに捕らえられるのでロシアを渡ってオランダ領のキュラソーへ行こうとしていた。そのためには日本を通過するためのビザが必要になったですが、その時の日本はドイツと同盟関係にあったのでもちろん政府は発行を拒否。
ですが、ビザを与える権限は外交官にあるので杉原千畝は悩んだ結果、政府の意に反してビザを発行。
のちに彼は外交官の職を追われましたが大量のユダヤ人を救ったことはその後の生存者の調べでわかりました。
まとめ
日本人として知っておきたい歴史なので訪れました。
記念館はとても小さく1時間もあれば十分ですが、自分の正しいと思ったことを貫き通した杉原千畝の生き様がわかって満足できました。
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