6ヶ月間のアイルランド留学を終えて感じたことを僕が留学する前に悩んでいたことを思い出しながら書きたいと思います。
なぜアイルランドを選んだか
僕も留学する前はアイルランド、イギリス、カナダで悩んでいたのですが日本人の少なさでアイルランドを選びました。
日本人留学生の数はおそらくこの3国で一番少ないのは間違いないです。
また、イギリスより留学費用を抑えれるということも決め手になりました。
また、ヨーロッパ旅行もしやすいですし。
アイルランド留学のメリット
日本人留学生が少ない
これは事実です。
確かに街を歩いていても日本人に会うことなんて珍しいですが、エージェントが紹介している語学学校だと日本人は必ずいます。
でも、数人のことが多いのでそこの輪に入らなければ完全な英語環境を作ることは可能です。それがいいか悪いかは別の話にして。
僕の友達が行っていたEnglishourという学校は日本人を1人くらいしか見たことがないらしいです。その学校は日本のエージェントでは紹介していないみたいでした。
でも、一般的にはクラスに1人くらいは日本人がいると考える方が普通です。
全くいないと考えると落胆すると思うので気をつけてください。
一部の学校では日本人が何十人もいると聞いたことがありますので、学校選びは慎重に。
ちなみに僕の場合、ダブリンで知り合った日本人の友達は4人しかいません。
ヨーロッパ系が多い
カナダに留学した友達が言っていましたが、カナダは日本人がかなり多いらしいです。
ダブリンで知り合った韓国人はカナダに留学すると英語より日本語が上達すると言っていました 笑。
ダブリンには韓国人は結構いますがその数よりカナダの日本人数は多いらしいです。
ちなみに韓国人はダブリンの語学学校のクラスに3,4人はいるのが普通だと思います。
でも、ヨーロッパ人もかなり多いです。
9月までは短期のスペイン人の学生が多かったですね。
ですのでその時期は10代のヨーロッパ系が多いので年齢層の高めの日本人にはテンションが違いすぎてちょっとしんどいかもしれません。
さらに2週間とかしかいないので友達になってもすぐにさよならっていう環境です。
9月以降は長期滞在(6ヶ月以上)の人が増えた印象です。
ヨーロッパ系と友達になれることやヨーロッパ訛りを聞けることはメリットだと思います。
韓国人の訛りって日本人にとってかなり聞きやすいので苦労しませんが、ヨーロッパ系は僕らには聞き取りにくいのでいい勉強になります。また、こっちの発音が悪いとマジで通じませんので自分の発音を矯正することにもつながります。
さらに考え方も僕らと違うことが多いので視野が広がります。
アイリッシュは早口
これはデメリットと考える人もいますが、僕はメリットと考えています。
これが聞き取れるようになると他の国に行っても困ることがないからです。
アイルランド訛りについては僕はイマイチわかりませんでした。
なぜなら僕のリスニング能力が低かったのでこれが普通だと感じてしまっているので違和感は全くないです。
でも、ダブリンじゃなくコークとか北アイルランドの訛りは酷いとアイリッシュが言っていました。
まあ、特に気にする必要はないかと。
ヨーロッパの国に旅行しやすい
ダブリンからだと2時間未満でほとんどのヨーロッパの国に旅行できます。
日本だと考えられないですよね。
だから週末ちょっとロンドンに行くとかドイツに行くとかってことが簡単にできちゃうんですよね。さらにライアンエアーを使えば予約時期にもよりますが往復1万円未満くらいで航空券が買えます。
もう旅行し放題ですよ。
留学が終わってからヨーロッパを周遊するのもいいですが、ずっとアイルランドにいると飽きてくると思うので気分転換にも効果的です。
また語学学校で友達になった子の街に招待されることもよくあることです。
ちなみに僕は先週スペイン人の友達に会いにマドリードに行きました。
アイルランド留学のデメリット
僕はメリットよりデメリットの方がよく思いつきます 笑。
やっぱり日本人留学生が少ないのにはちゃんとした理由があるんだと感じました。
暇、街が小さいので飽きる
パブか公園しか行くところがないですよ 笑。
ダブリンって街がコンパクトなので中心地であれば徒歩だけで回れてしまいます。旅行者にはメリットですが長期滞在となると物足りない感が否めません。
僕みたいにパソコン大好き、家大好き人間にはそこまで問題はないのですが、ブロガーでない限り1ヶ月もすると飽きてくると思います。
数ヶ月もいる人の中でこんなつもりじゃなかったのにって文句を言っている人は意外と多いです。
気候、天気
僕は嫌いではないですが、ほとんどの人が嫌っています。
気まぐれすぎます。
ほぼ毎日雨が降りますからね 笑。
でも、日本みたいに本降りではなくかなり少量の雨が短時間(30分未満のことが多い)で降る感じです。
その後、快晴みたいな。
この天気は体験してみるとわかると思いますがかなり変ですよ。
よくアイルランドは1日に四季があると言われますが本当にその通りだと思いました。
ですので、どんなに晴れている日でも折りたたみ傘は必須です。
僕も毎日カバンに傘を入れていました。
あと、天気が気まぐれすぎるのでこっちで天気予報を見たことがありません。毎日傘を持っているので雨が降ろうが晴れようが関係ないですからね。
夏も涼しいので、半袖が必要な日もありましたが半袖なしでも十分生活できます。
僕は暑いのは嫌いなのと日本の湿気が多いのが嫌いだったので寧ろこの気候を気に入っていましたが。
忘れていましたが、風も強いので折りたたみ傘は壊れることが多々あるということと女の子はスカートはなかなか履けないので持ってきてもあまり意味ないかもです。
女の子でスカートを履いている人を見たら大体日本人です 笑。
ユーロが円に対して強い
僕が留学を始めた2017年4月くらいは€1=120円くらいだったのですが、今(10月)では133円くらいにまでなっています。
120円でも日本人にはきついのに133円はかなり辛いです。
これは他の通貨にも言えることかもしれませんが、カナダドルやオーストラリアドルの方が変動が緩やかなので羨ましい限りです。
€1=100円くらいの感覚でないと買い物をするときに辛くて何も買えなくなってしまいます。
外食が高い
これもアイルランドに限ったことではないのですが、日本と比べると外食が高いです。
ランチでも最低1000円くらいはしますからね。
ビールも一杯€5くらいはします。
まあ、日本の外食業界は超ブラックなので日本がおかしいだけだと思いますが 笑。
航空券が意外に高い
これはそこまで問題でないのですが、ロンドンと比べると航空券が少し高いです。
さらにロンドンだとマイナーな国にも路線があったりするのでもっと満足できると思います。決してダブリンが悪いと言っているわけではなくロンドンがすごすぎるだけです。
でも、ロンドンは空港に行くまでが結構お金がかかるので全体的には同じくらいの値段かもしれませんが。
家賃が馬鹿高いのに家は見つからない
僕が住んでたフラットが光熱費込みで€600。
日本円で計算すると8万円くらい。
さらにシェアハウスですよ(シングルルーム)。
高すぎです。
今まで住んだ家で一番高くて一番悪い設備でした。
日本のレオパレスの方がよっぽど良かったです 笑。
さらに家を見つけるのも一苦労でした。
僕はこの金額で妥協しましたが、3ヶ月だけだったから良かったものの半年とか1年ならこの家は選んでいませんね。3ヶ月みたいに短い期間だと入居を断られるケースはかなり多いです。
家探しが難しいのは外国人だけではなく、アイルランド人ですら苦労しています。
家が見つからないと嘆いてるアイルランド人の話はよく聞きます。
地下鉄がない
そんなこと?って思うかもしてませんがこれって結構異質。
ダブリンってあくまで首都ですからね。
地下鉄がないので、ダブリンから7キロくらい離れている僕の家から中心地まで朝だとダブリンバスで1時間くらいかかってました。
もう歩いた方がいいんじゃね?って思うくらいのスピードです。
9月までは30分くらいで行っていたのですが、現地の学校が始まってから朝の渋滞がハンパなくて2倍くらいかかるようになりました。
LUASというトラムの場合は渋滞がないので良いのですが、朝のダブリンバスは結構地獄です。
家が選べるならLUASの最寄り駅に住む方が賢明かと思います。
まとめ
人によって色々意見はあると思いますが、僕なら最初の3ヶ月ダブリン、残りの3ヶ月をロンドンがいいかなと思います。
どうしてもデメリットが多いように思えますが、日本人が少ない環境でいうと良い環境かと思いますが他の国とも比較しながら考えてみてください。
あと、僕はアイルランドにしか留学したことがないので他国との比較は正確な情報ではないと思うので意見があればコメントしてください。
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