4ヶ月児検診で左耳の難聴疑いとなり次回もう一度確認すると言われました。その時は軽く考えていましたが、4ヶ月検診の項目で声をかけると振り向きますか?という項目があり確かに振り向かないなあとは思っていました。そうしているうちに不安になり耳鼻科を受診しました。
検診で難聴と言われると不安になりネット検索などしましたが僕もお礼に記事にします。
4ヶ月になるまで
新生児聴力スクリーニングで両側の耳は異常なしだったのでその後気にすることもありませんでした。
目はよく見えているようで色々目で追っていましたが音にはあまり反応したことがありませんでした。大きな音にも反応しているのかな?と思うことがほとんどでした。あまり大きな音にも驚かないってことです。
そんな感じで4ヶ月児検診を受けました。
小児科での4ヶ月児検診
反応があまり良くないと。
病院でのおもちゃの音とかにも特に反応なし。
まあ、このくらいの月齢なら実際に聞こえていても反応しないことも多いので次回もう一度検査することになりました。
不安になり耳鼻科へ
右耳が中耳炎、左は耳垢が詰まっていて鼓膜が見えなくなっているとのこと。
これで検査しても意味ないでしょうと言われました。中耳炎は点耳薬で治療となりました。
再受診し中耳炎は治り、耳垢は取ってもらいました。
再度小児科へ
小児科で耳鼻科で中耳炎や耳垢を指摘され治療完了したと伝えました。
ただ、そこでも呼びかけたり大きな音を鳴らしても反応はありませんでした。
まあ、不安があれば大きい病院へ紹介状を書くこともできるがまだこの月齢なら大丈夫でしょう的なニュアンスでした。
不安になり小児耳鼻科へ
確かに音に反応してないのでここで悩んでいても仕方ないので大きい病院に紹介状で行くことになりました。
近くの検査のできる大きめの病院へ
そこでは小児難聴に割と詳しい医師が担当でした。
結論を言うと新生児聴力スクリーニングで両側の難聴を見逃すことはまずない。それで見逃すことがあれば新生児聴力スクリーニングの存在意義が問われる問題。もしもう一度検査するにしても新生児聴力スクリーニングと同じ方法で、検査室もすぐ予約を取れるものではなく別日になり、赤ちゃんを寝かさないと検査できず薬を飲ませて寝かせる必要があり果たしてそこまでする必要はあるのかと言うこと。
要は新生児聴力スクリーニングが全てということです。
またこの月齢で治療の必要があるのは両側の高度難聴のみ。というのも両側が全く聞こえない場合は言葉発達に影響するので1歳くらいには人工内耳を入れる必要があるのでその検査や病院紹介など急がないといけないため。
もし、検査をした場合はこの月齢ならおそらく軽度難聴の診断になるはずとのこと。その結果を見ても治療することもないので意味がない可能性が高い。
ただどうしてもということであれば検査を止めることはしないので検査はしますとのこと。
検査はしませんでした
僕たちは検査をしない選択をしました。
というのも僕たちが受けていた新生児聴力スクリーニングは自動ABRだったことと、中耳炎を治療した頃から大きな音を立てるとびっくりすることが徐々に出てきたためです。
新生児聴力スクリーニングの違いは下記を参照ください↓
新生児聴力スクリーニング
- 自動聴性脳幹反応(Automated ABR)
- 耳音響放射(OAE)
新生児聴力スクリーニングには上記2種類があります。産院によりどちらかの方法をとっているはずです。これは任意で受けるのですが必ず受けるべきです。
僕らが受けていたのは自動ABRでした。
自動聴性脳幹反応(Automated ABR)
小さな音を聴かせ脳が反応しているか見る方法。
35dBくらいのささやき声程度から検査可能。
耳音響放射(OAE)
刺激音を出して反射音を記録する検査。
内耳は正常であるが聴神経の障害など内耳より中枢側に異常がある場合にはOAEでは検出できない。
その後
生後5ヶ月くらいになると大きな音はもちろんのこと、自分の名前にも反応を見せ始めました。中耳炎が完全に治った影響かなあとも思います。
あの時は結構苦しみましたが今となっては嘘のようです。
まとめ
新生児聴力スクリーニングを受けてパスしている場合は難聴の可能性は考えないで良さそうです。4ヶ月児検診から呼びかけると振り向きますか?の項目は消してほしいと思いました。
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