アイルランド留学をしていると日本人ともたまに会います。
その日本人たちで共通しているのはスマートフォンを2台持っていることです。
みんなSimロックの知識なしで来てしまったので、現地Simが使えずスマホを現地で調達するはめになっています。
Simの知識については下記を参照ください。
知らないことが問題
Simロックをかけることは日本の携帯会社に限ったことではないので日本の会社のせいばかりではありません。
要は購入者が無知すぎるのです。大手キャリアは購入後6ヶ月後申請するとSimロックを解除してくれます(古い機種だと不可なのもあります)。ネット上で申請すれば無料で解除も可能です。
ですので、知らないことが本当の問題だと思います。
渡航前にSimロック解除は必須
留学などで海外在住でも大手キャリアと契約中であれば解除は可能ですが、多くの人は電話番号保管サービスを利用して留学していると思います。
このサービスは最大5年間電話番号とメールアドレスを月々300円で保存してくれるサービスです。そのため、月々の料金が7000円とかかからないのでほとんどの人が申し込んでいるみたいです。しかしながら、これを申し込んでいるとSimロックを解除できません。
現地での対応
Simフリーのスマホを持ってこなかった場合の対応を考えて見ました。
現地の中古屋でアンロックしてもらう
あるみたいですが、僕はまだ見つけていません。
日本のSimロックが解除できないというところもあるみたいですが気が向いたら探してみようと思います。
eBayやヤフオクでファクトリーアンロックしてもらう
eBayはアメリカのヤフオクみたいなものです。
ヤフオクとかでファクトリーアンロックと入力して検索するとヒットします。ネット上で解除してもらえるのでなかなかいい方法だと思います。
ヤフオクよりeBayの方が安価ですが、業者選びは慎重に行った方が良さそうです。
現地でSimフリースマートフォンを購入する
苦肉の策ですが、みんなそうしています。
この方法はコストはかかるし、安いのを選ぶと変な機種を使うことになるので僕なら絶対選びません。
そもそもスマホ2台いらないですよね 笑。
Wifi環境下でしか使わない
たまにいるんですよね。
いくら外国でWifiが通っていても僕なら耐えれないです。
僕なら
eBayでファクトリーアンロックしてもらうと思います。
しかし、実際にやってもらったことはないのであくまで参考程度に考えてください。
電話番号やメールアドレスは必要?
そもそも、僕は電話番号やメールアドレスが変わっても問題ないと思っているので留学などで長期使用しない場合は契約を解除することを勧めます 笑。
その場合、多分違約金を取られると思いますが。違約金の制度は本当に消費者を馬鹿にしています 笑。
僕は何にもサービスを利用していないのに電話番号を保管するだけに月々300円払うこともおかしいと思っています。電話番号が変わっても大して問題ないし、キャリアのメールアドレスなんて必要性がわかりません。
ファンクラブのサイトとかはキャリアメールとかしか登録できないみたいですが、マイネオ(mineo)とかだとメールアドレスをもらえるのでジャニーズとかのファンクラブにも登録可能です。でも、今の時代キャリアメールしか登録させないなんて、間違いなく大手キャリアと手を組んでいるんですよね 笑。
LINEの認証をどうするか
電話番号がないことでライン登録時の認証ができないと思われていますが、電話番号以外にも認証する方法はいくつかありますので紹介します。
留学中やワーホリであれば、現地でSimカードを契約すると思いますのでそれの電話番号に変更すればそのまま使えます。
SMS機能つきのSimを契約する
データSimでなくSMS機能付きのSimカードを契約するという方法です。
データSimより月々100円くらい値段は上がります。
フェイスブックで認証する
ラインと連携するのが嫌な場合は、もう一つ偽名でアカウントを作るのもありです。
固定電話で認証する
僕は今後電話番号がコロコロ変わるので(世界一周等)、実家の固定電話を登録しています。
普通認証コードはSMSで送られてきますが、実家の電話に電話がかかってきて認証コードを読み上げてくれます。そのコードを登録すれば認証完了です。
無料で電話番号をゲットする
Heywire,Textplus,Textfreeでは無料でSMS用の電話番号がもらえます。
詳しくはこちら
国際電話は不要
昔は海外から電話するとめちゃくちゃ高額な金額を請求されると思われていましたが、今は安く電話をかけることができます。
ラインアウトとは?
アプリのライン(LINE)の機能の一部で、友達以外にも電話が可能です。
もちろんラインの友達間なら無料ですが。
これを使うと、通話料金が破格の値段に変わります。
もちろん国内のみでも利用できますので通話料を安くしたい人にオススメです。
例えば、海外(日本を含む)から日本にかける場合
固定電話にかける:3円/1分
携帯にかける:14円/1分
海外(日本を含む)からアイルランドにかける場合
固定電話にかける:2円/1分
携帯にかける:11円/1分
海外(日本を含む)からアメリカ、カナダにかける場合
固定電話にかける:1円/1分
携帯にかける:1円/1分
アメリカとかカナダは値段が1円とかやばすぎですよね。
利用方法はラインアプリからラインアウトの設定をし、30日のプランかコールクレジット(180日有効)というプリペイド式かを選択します。
頻繁に電話しない人はコールクレジットを選択しましょう。
もちろん僕もコールクレジットを購入しています。コールクレジットは240円から購入できるので試しに使ってみるのもいいと思います。
注意点
電話番号を持っていないと友達以外にはLINEOutを使うことはできません。
ですので、上記で紹介したLINE認証の方法だとフェイスブック認証だと使用できません。
それ以外の方法だと可能です。
実際に使ってみた
自動車保険の中断書発行の件で保険会社から実家に連絡があったので、こちらから連絡する必要がありました。
登録は渡航前にしていましたが、ラインに登録している番号にSMS認証コードが送られてきて登録します。僕は実家の固定電話を登録していたのでそこに電話がかかってきました。
Appleに登録しているクレジットカードでコールクレジット240円分を購入し、アイルランドから日本に電話してみました。
フリーコールには電話できなかったので、有料の番号に電話してみました。
050番号を採用している会社だったので、14円/1分の携帯にかける時にかける時の料金がかかりました。
5分56秒話して、84credits利用しました。
その後は、アイルランドで購入したSimカードの電話番号を伝えたので向こうからかけてくれました。
これがあれば海外から電話することもそこまで問題はありません。若干、日本は料金が高いですが音質も通常の電話と差があるとは思えませんでした。
まとめ
まとまりのない記事になってしまいましたが、要はちょっと知識があるだけで海外に行く前にSimロックを解除できます。無駄にもう一台しょーもないスマホを買うより今持っている最新機種を使える方がはるかに役立ちます。
特に留学を検討している方は絶対にSimロックを解除してから渡航してくださいね。
余談
僕は現在老夫婦のホストファミリーの家にホームステイしているのですが、スマホの使い方をよく聞かれます。
彼らはアンドロイドスマホ(サムスン)を使っているので、iPhone派の僕からすると操作的に厳しいこともありますが1年間NEXUS5を使っていたのである程度のことは教えることができます。
やはり、どこの国でもスマホの使い方に困っている人は多いので知っていると話題作りにもなるので知識はあった方がいいと思います。
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