2018年9月にイースター島に行きました。
イースター島に関する情報は古いものが多かったので更新の意味も込めて記事にまとめたいと思います。
9月はイースター島ではオフシーズンで人も少ないですが、その分落ち着いていてのんびりとイースター島を満喫できました。
イースター島は小さな島で車で1時間もあれば島の端から端まで余裕で移動できてしまいます。
僕はレンタカーとレンタバイクを使ったのでそのことにも触れたいと思います。
航空券について
航空会社はLATAM航空のみでサンティアゴかタヒチからしか出ていません。
往復のチケットがなければ乗れないので片道のみの購入はやめましょう。
金額の相場については別記事にまとめています。
島に入るには
2018年8月から宿の予約がないと島に入れなくなりました。
僕も普段そうですが、当日到着してから探すという方法はここでは使えません。
サンティアゴからイースター島の飛行機に乗るときにパスポート(身分証)と一緒に宿から来たメールをチェックされました。
本来、イースター島はチリなのでパスポートチェックすら不要ですが国際線と同じように扱われていました。
必ず予約をしてから飛行機に乗りましょう。
僕は後述する日本人宿(ハレカポネ)に泊まりましたが事前に宿泊のバウチャーを送ってもらっていたのでそのスマホ画面を見せると問題なく乗れました。
観光費
飛行機で到着すると国立公園に入るためのチケットを購入することになります。
これは荷物を受け取る前に売っているブースがありますのでそこで買います。
クレジットカードも使用可能です。
金額は54000ペソ(9300円)で有効にしてから10日間有効です。
ラノララク(Rano Raraku)とオロンゴ(Orongo)だけは1回しか入れないので要注意です。
オロンゴは大したことないのでいいと思いますが、ラノララクはトンガリキと並んでメインスポットなので天気の良い日を狙った方がいいです。
しかし、これ以外は入場にお金はかかりません。
レンタカーについて
観光の時の移動手段はレンタカーになるはずです。
ネットで予約もできないので直接行って交渉になります。
イースター島内は自動車保険がないので事故をした場合、レンタカー会社の言い値になってしまうので注意して運転しましょう。
と言っても、ど田舎なので安全運転をしていれば事故をする確率はかなり少ないと思いました。
金額
レンタカー(スズキ・ジムニー、マニュアル車):40000ペソ〜55000ペソ(7000円〜9500円、24時間)
レンタバイク(オフロードバイク、150CC):30000ペソ〜40000ペソ(5200円〜7000円、24時間)
レンタカー会社は中心地のいたるところにあるので借りれない心配はありません。
店によって値段差があるのでいくつか聞いてみると良いと思いますが、トラブルもあるそうなので宿のオーナーにどこが良いか聞いてみるのもありかもしれません。
国際免許証が必要なので必ず持参しましょう。
ガソリン代について
街にはガソリンスタンドが1つあり、最近もう1つ建設中だそうです。
車の燃費にもよりますが、ジムニーをレンタルして島を2周くらいして12000ペソ(2000円)でした。
バイクをレンタルした時は島を1.5周くらいして1600ペソ(300円)だったのでかなり燃費が違うと思いました。
日本人宿
島にはハレカポネ(Hare Kapone)という日本人専用の宿があります。
めちゃめちゃ綺麗とは言いませんが、他の宿泊施設より安いので泊まる価値は十分あります。
管理人は宿に在中でないので事前にメールで予約しておかないとチェックインできません。
事前に予約しておくと、フライトに合わせて管理人が空港まで無料で送り迎えをしてくれます。
と言っても、宿から空港は近いので歩いても15分もかからないですが。
宿は4人部屋のドミトリールームが2部屋あるので、合計8人泊まれますが1つは女性専用です。
まあ、女性客がいなくて先に男性客が来た場合は後に女性客が来ると両方とも男女共同ドミとして使っているそうです。
金額
1泊~2泊まで:15,000チリペソ/泊(2600円)
3泊~6泊まで:11,000チリペソ/泊(1900円)
7泊以上: 10,000チリペソ/泊(1700円)
当日現金で払うことになりますのでペソかドルを用意しておきましょう。
キッチン
調理器具はありましたが、調味料はほとんどないので持参した方が良さそうです。
僕が泊まった時は塩くらいしかありませんでした。
昔は油とか色々置いていたそうですが、宿泊客がその油を使って揚げ物まで作ってしまったりして節度を超えたため何も置かなくなったそうです。
今ある調味料は過去に泊まった人が気まぐれで置いて行ったものだけだそう。
僕は4日間、毎日自炊していました。
バスルーム
トイレとシャワーが一緒の部屋になっています。
シャワーが汚いという噂がありましたが、普段ドミトリーに泊まっている人なら特に気にならない程度でした。
アメニティーもないので持参してください。バスタオルは用意してくれています。
トイレに紙は流せませんのでゴミ箱に捨てましょう。これは南米中どこでもそうですね。
洗濯
自分で洗濯することは禁止です。
洗濯したい場合は管理人に言って宿に備え付けの洗濯機で洗濯してもらいます。
1時間もかかりません。
金額は1回2000ペソ(350円)。
洗濯した後は外に干すところがあるので自分で干すと午前中に干せばその日には乾いていると思います。
共有スペース
僕が泊まった時は最大3人だったので共有スペースは広々していて居心地は良かったです。
ただ、これが8人だと少し窮屈かと思いました。
特にバスルームが1つしかないので待ち時間も生じると思います。
Wifiについて
宿でWifiは使えますが、本土同じような使い方をするとすぐ使えなくなります。
イースター島では容量無制限のプランがないらしく従属性のみなので使い切ってしまったらまたプランを買わないといけないそうです。
ですので、動画禁止、アプリの自動アップデート解除、画像の読み込みも控える等の対策が求められました。
まあ、メールチェックやツイッターとかをする分には特に支障はなかったですが人数が多くなれば速度は必然的に遅くなると思います。
観光する前にイースター島のDVDは見るべき
宿に色んなDVDが置いてあります。
ドラえもんからジブリ、ハリーポッターまで。
その中でもイースター島に関するDVD(日本語)があるのでこれは見た方がいいです。
これを見た後と前ではモアイ像を見る上で関心度が違います。
ラノララクやモアイの頭にのっている帽子みたいものの意味など知らないことがいっぱいありました。
まあ、宿で一人になった後は夜にジブリとかルパン三世とかも見てましたが 笑。
9月に泊まった感想
合計4泊しましたが、2日は3人で残り2日は僕だけでした。
最初の2日でレンタカーをシェアして、残りの日は一人でバイクをレンタルしたので結果的に良かったです。
レンタカーで全て回って、もう一度見たいところをバイクで回りました。
僕は昔ツーリングにハマっていたこともあり、観光というよりツーリングを楽しんでいました。
一人で使うには十分すぎる宿でした。
街中にある無料Wifiスポット
どうしても動画とかインスタとかをしたい場合は街にある無料Wifiスポットに行けば普通に使えます。
僕も何度かユーチューブを見ていましたが、速度的にも問題なかったです。
もっと快適につかたい場合は、本土でEntelのSimカードを買ってきた方がいいと思います。
無料Wifiはこの公園にあります。
スーパーについて
街には大型スーパーはなくミニマーケットのような店しかありません。
過去のブログを見ていると島のスーパーは高いので本土から持参している人が多いですが、確かに値段は1.5倍から2倍程度高いです。
それより売っている種類が少ないので作るものをあらかじめて決めている人は持参した方がいいと思います。
僕はベーコンを探しましたがハムしか売ってなかったです。
まあ、基本的なものは売っていますのでそこまで神経質にならなくてもいいと思います。
スパゲティ、ハム、トマト缶(チリでは缶は売ってなくてパックになったもの)、野菜類、チーズ、ジュースを僕は買いました。
滞在日数について
僕は天候と航空券の値段的に4泊しました。
天候を考えなければ2泊あれば観光はできてしまいます。
個人的には3泊がベストだと思いますが、航空券の値段次第ということがあるのであくまで目安ですが。
雨が降らなければ4泊も必要なく、ネットも満足に使えないので時間を持て余しました。
まとめ
9月は天気があまりよくありませんが行って良かったです。
また思いついたら追加していきます。
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