アムステルダムに関わらずオランダは交通費が高いです。って言っても日本と比較すると同じくらいか少し高いくらいですが、東欧や中欧と比べると随分値段が上がります。
さらにオランダの交通網はかなり複雑なので理解するのに結構時間がかかります。日本よりは簡単ですが、他のヨーロッパの国と比べると難易度が上がります。
チケットの種類
普通の乗車券:1時間券や24時間券(地下鉄、トラム、バス)など
アムステルダムトラベルチケット:アムステルダムの鉄道や地下鉄、トラムが乗り放題の1日券や2日券で空港と市内の往復も可能。24時間券ではないので注意。
オランダトラベルチケット:アムステルダムだけでなくオランダ国内で使用できるチケットで1日券や2日券がある。24時間券ではないので注意。
DiscoverHolland:目的地が決まっていて日帰り旅行にオススメ。€27でアムステルダムから風車で有名なキンデルダイク間を往復できます。
今回はアムステルダムトラベルチケットについて解説します。
アムステルダムトラベルチケット
僕はこれを購入しました。2日券だったので€21(クレカ支払いならプラス50セント程度)でした。
アムステルダムの街中を探索するだけなら徒歩でも十分可能なので不要ですが、空港間を往復する場合はかなりお得になってきます。
スキポール空港からアムステルダムまでは片道€6(OVチップカードを持っていないかつクレジットカードで支払った場合)くらいかかります。バスなら往復で€10です。
ですので、空港間を往復する場合でアムステルダム滞在期間が3日未満の場合にはお得になります。
さらにアムステルダムは宿代がかなり高いです。ホステルですら5000円くらいしますからね。シングルルームを希望するなら中心地から離れたところになると思いますので、地下鉄やトラムを使うと思います。
そこで毎回1時間券を買っていると勿体無いのでこのトラベルチケットが一番マシな選択かと思います。ちなみにトラム等の1時間券は€2.9です。
もちろん、4日以上滞在する場合はその都度チケットを購入した方が安いかもしれませんが短期の滞在(特に1日だけの場合)ならトラベルチケットがオススメです。
有効期間は有効最終日の翌日早朝4時まで
例えば、11月10日に1日券を購入しその日に有効した場合、11月11日の早朝4時まで有効ということです。24時間券ではないので注意してください。そこが残念なところですよね。
購入できる場所
スキポール空港の電車の切符売場や電車駅の窓口
無記名式OVチップカードとは
無記名式OVチップカードは日本でいうSuicaのようなICカードですが、金額は€7.5。
正直、旅行者は買わない方がいいと思います。
トラムや地下鉄を利用する場合は関係ありませんが、電車を利用する場合20ユーロ以上のカード残高が必要です。
残高が€30未満の場合は簡単に返金が可能(返金手数料€2.5)ですが、€7.5のカード代は返金されません。
ですが、このカードを持っていると運賃の割引があります。例えば、ロッテルダムからキンデルダイクに行くときにバスの運転手からチケットを購入した場合、片道€4ですがこのカードで支払うと€2.8程度だったと思います。
どのくらいの期間オランダに滞在するかにもよりますが、購入の際はよく考えましょう。
下記のサイトが詳しく解説していました。
注意事項
クレジットカードを使うと手数料がかかる
アムステルダムで切符を買うときにクレジットカードを使ったのですが、50セントくらい手数料がかかりました。一回ならいいのですが、毎回かかりますからね。
さらに駅の券売機で現金を使おうとすると、コインしか使えなかったです。紙幣が使えない券売機なんてあるんですね。
デビットカードを必ず持参しましょう
クレジットカードなら手数料がかかりますが、デビットカードならかかりません。
アムステルダムは日本人が多いのでJCBが使える店は結構多いですが、一般的にJCBは使いにくいのでVISAかマスターが必須です。
まとめ
オランダの交通システムは旅行者にはかなりの負担になるように作られているので、あまり好きではありませんでした。
キンデルダイクに行くときに1人分の運賃のはずが2人分請求されていたり、窓口対応がひどかったり(I’m busyと言うだけで対応しないバカ者がいました)色々問題はありましたがアムステルダムは大麻や売春が合法だったりと別世界が広がっているので行ってみる価値はあると思います。
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