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『たった一つの図でわかる!図解経済学入門 高橋洋一』を読んだ感想、レビュー

投資をしていると経済のことをもっと知りたくなるので何か良い本はないか探していたところ、高橋洋一先生の本がヒットしました。この方の経済理論は納得することが多いので以前が興味があったので読んでみました。

 

この本の内容は投資をやっている人には当たり前のことなのでそこまで難しい話ではなく、少し物足りないと感じました。まあ、これくらいの方が読みやすいので経済初心者にはちょうどいいのかなと思う内容です。

 

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読むのにかかった時間

通勤の40分くらいを使って読みましたが5日かかりました。

僕は読むのが遅いですがそれでも1週間くらいで読み終わる内容なので気軽に読める本でした。

Kindleで750円くらいなので読んで損はない内容でした。

 

概要

一つの図とは需要と供給曲線のことです。

それを用いて物の値段が決まることを解説し、今の経済対策が正しいのか間違っているのかを自分で判断できる知識を身につける方法を解説しています。

 

気になった箇所

値上げできない牛丼、値上げできるラーメン

牛丼を食べている消費者は安いから食べている人が多く、値上げすると安い店に客をとられてしまう。

ラーメンは安いから食べているというよりその味が好きだから食べに来るという人が多く、値上げしても客数が激減することは少ない。

 

僕の意見ですが、日本の外食は本当に安いです。

先進国で1000円以下の予算で満足できる外食産業は日本以外ないですよ。外食産業がブラックと言われる原因が見えてきます。

全店一斉に値上げした方がいいと思います。

 

比較優位の考え方

KindleのNo.1298に

アインシュタインが優れた研究者であるとともに、タイピングなどの事務処理能力も得意だっとする。

しかし、事務仕事もこなそうとしたら研究の能率が落ちてしまう。だから、事務仕事は秘書に任せて、自分は研究に専念したほうがいい。事務仕事のみならず家事も得意だったとしても、家政婦に家事を任せて、自分は研究に専念したほうがいい。

 

比較優位とは、一人一人が自分の得意分野に特化することで、互いの価値を享受できる。分業体制を敷くことで、社会はより発展しているという考え方。

 

時間は有限なので全部自分でやるより得意分野に絞って苦手分野は誰かに任せましょう。僕は自分で全部やろうとしてしまうのでこの考え方を今後取り入れたいと思います。

 

まとめ

読みやすいのでスラスラ進みました。

難しい本ではないので経済初心者の方にはちょうどいい内容だと思いました。

少しでも興味のある方は是非。

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