アイルランドに留学しているからにはウインブルドンにテニスを見に行くことは必須です 笑。僕の場合、ヨーロッパを留学先に決めた理由の一つでもあります。
天気予報では雨で時々雷があるということでしたが、結果的には雨など一切なく晴れですごく暑かったです。
下準備
特に何もしていません。
ただ観戦した人のブログをチェックし流れを掴んだくらいです。
必需品
現金(チケット購入にはクレジットカードは不可です、チケット以外は可能)
ビニールシート
カッパ(雨予報なら)
サングラス
帽子
日傘(使えるコートと使えないコートがありますが)
飲み物(1.5Lのエビアンでも足りませんでしたが、無料で補給できます)
モバイルバッテリー
暇つぶしグッズ
僕の場合は、Airbnbのホストがカッパと帽子を貸してくれたので不要でした。
役立ち情報
センターコートに入るには、前売り券を持っているか、テント持参で前日から並び続ける必要があります。前売券は昨年の12月くらいに申し込みがあるみたいなのですが、当然僕は持っていません。
ナンバー1,2,3コートについても同様です。ただ、当日早く来れば手に入る可能性はあります。
あとは、グランドチケットです。これは当日6000枚(ブログ情報)売り出されるので、当日早朝から並べば手に入ります。グランドチケットでは、センターコートと1,2コートには入れませんが他のコート(ナンバー3コートを含む)には入れます。ナンバー3コートは早朝はわかりませんが時間帯が遅くなってくると少し並ぶと入れますので、根気よく待ちましょう!
ちなみにグランドチケット以外のチケットはそれぞれ500枚(ブログ情報)ずつです。
待ち時間がハンパないですが、さすがウィンブルドンと言うだけあって、広場は芝なのでシートさえあれば快適に過ごせます。友達がいればですが 笑。ちなみに僕は一人で行きました。ロンドン旅行自体は二人で来たのですが、友達はテニスに興味がないのでミュージカルを観に行きました。それなのでこの待ち時間にひたすらこのブログを書いていました。
あと、ゴミ箱がいっぱいあってさらにゴミを回収する人も時々回って来ます。この広場に売店やトイレもあって何度も言いますが友達がいれば退屈はしないと思います 笑。
当日
5:30に滞在先を出発。
6:20にキュー(列)に到着し、すぐにチケットをゲット。3324番でした。
7:30にキューが動き出した。
9:30にまたキューが動き出した。
10:45に手荷物検査を終えました。
10:55にチケット購入、入場
11:00〜21:00まで観戦 たまに食事
キューはここでした。直接コートに行ってもチケットがないと入れませんの注意してください。
キューはこんな感じ。これは僕より後に並んだ人で1時間後くらいでこれくらいの人になります。
キャンプ組も結構います。
引換券と購入したチケット。
観戦試合
1試合目
11時にダブルスを観戦しました。クエリー選手とミュラー選手は知っていましたが、クロアチア人の2人は知りませんでしたが、とても礼儀よくて感心しました。
僕は相手がいいショットを決めた時に、グッドってする選手好きですね。
ただ第一セットが終わってあと、食事を早めに済ませたかったので食事に向かいました。本気で見る場合は食事持参をお勧めします。
のちにわかったのですが、このクロアチア人二人準決勝まで行ったそうです。やっぱダブルスは何が起こるかわからないですね。
この時思ったのが、チェンジコートや第一セットが終わると結構な人が観客席から出ていきます。ですのでお目当の試合がある時は外で待っていると案外簡単に席を確保できます。
ミーシャ・ズベレフ選手の試合を諦めてこのダブルスを見ましたが、少し待てば確実に見れたと思うので後悔です。
2試合目
食事後、杉田選手を観戦しました。
攻めまくっていましたが、結局負けてしまいました。マナリノ選手のデフェンスが結構よくてあと一歩のところでミスが出てしまいました。直前の大会では勝利している相手だったので勝ちを期待しましたが残念でした。
この試合を観戦しているのはほとんど日本人でした。おそらくツアー客で年配の人ばかりで、僕みたいにキューに並んでチケットを購入した人は稀でした。
また、マナリノ選手が審判と言い合うシーンが何度かありラインパーソンのコールが微妙だったとか言っていました。でも主審は彼女はコールしたじゃないかと反論。でも、遅すぎるとマナリノ選手。こういう会話を生で聴けるのも面白いですね。
で、杉田選手がマッチポイントを握られているところで後ろのコートから悲鳴が。。。ポイントのやり直しになると思うくらいやばい悲鳴(ポイントのやり直しにはならず)だったので観客が発狂したのかと思いましたが、後ろのコートを見ると選手(べサニー マテックサンズ)が倒れていました。後々確認して見ると、膝に重傷を負ったらしく回復にはかなり時間を費やしそうです。これが一番の悲しい出来事でした。
今年のウインブルドンの芝の状態はあまり良くないらしく、確かにほとんどの選手が1度は滑ったり転倒してたりしました。
3試合目
その後は、ムグルサ選手を観戦。
ナンバー3コートに入場しました。次のズベレフ戦を見たかったので第二セット途中から観戦しました。
5分か10分くらい待つと入れてたので、全然余裕でした。席は結構空席があってチェンジコートの時に入場できる感じです。
試合自体はムグルサ選手の圧勝でした。
ムグルサ選手はこのウインブルドンで優勝しました。おめでとうございます!!
4試合目
それから、アレキサンダー ズベレフ選手。
僕のお目当はこの試合でした。彼は将来的にナンバー1になると思っているので絶対に見ないといけません。
彼の試合を見ていて思ったのが、杉田くんとはレベルの差がありすぎると感じました。サーブが速すぎて(ファーストサーブは常時130マイルでした、209キロくらい)何度かフォルトかどうかわからない時がありました。
いやーほんとのトップ選手は違うなあと。
相手選手もタジタジでラリーになることはあまりありませんでした。基本、サーブレシーブで終了みたいな。やっぱ芝だとサーブがいい選手はかなり有利ですね。
結局、速攻で終わりました。
負けている応援する人が結構多かったんですよね。
カモンフランシス(Come on Frances)
ゴウフランシス(Go Frances)
など
こういうノリはかなり楽しかったです。
試合開始前の様子。
5試合目
最後にジャックソック選手。
ズベレフ戦が終わり、友達と宿で集合する予定になっていたので帰ろうとしているとジャックソック戦が偶然見えました。ちょっとだけ見ようと思って立ち寄って見ると案外いい勝負でファイナルセットまでもつれてしました。
友達に連絡し時間を変更し、最後まで観戦しました。
相手のホフナー選手のバックハンドが結構正確でジャックソック選手も苦戦していました。
結局、ホフナー選手が押し切り勝利。勝利の瞬間大きなガッツポーズをしたのが印象的でした。やっぱシード選手を倒すと喜びが爆発しますよね。
この試合も、
カモンジャック(Come on Jack)
ゴウジャック(Go Jack)
と応援がかなりありました。
で、この試合中に最前列のバカな若者がテレビ電話で友達に試合の実況をしていたので隣の方が選手にかなり迷惑だから今すぐやめろと言っていました。こういう礼儀正しい人がテニス界には多いような気がします。
売店
売店もありますのでお土産が買えます。
値段もバカみたいに高くないので記念に良いと思います。
僕はバスタオル(30£)を買いました。
この奥にもっと品揃えの良い売店もあります。
選手もお気に入りで人気のバスタオル。
心得
グランドチケットをゲットした後は、お目当の試合を随時チェックしたほうがいいです。
ウインブルドンの公式サイトで進行状況やコートナンバーを確認できます。
お目当の試合を見に行って席を確保できない場合は、諦めて他の試合を見るのではなく少し待てば必ずと言っていいくらい席は空くので妥協しないほうがいいです。
真剣にテニスに興味のある人もいますが、レストランとかにずっといるような人も結構いました。僕が見た日本人の家族は母親がテニス好きで他の3人は付き添いみたいな感じだったので結局杉田くんの試合の途中で3人はいなくなって母親だけ見ていました。
そんな感じで本当のテニス好きは1人で来ています。そういう人は席を離れることはほとんどありませんが、そういう人は稀なので興味のない試合を見るよりはちょっと待ってお目当の試合を見ましょう。
僕は友達と来なくて本当によかったと思いました。僕みたいにテニスに夢中の人と一緒に来ていたら友達から帰ろうと絶対に言われているか不機嫌になっていると思います。ですので、テニス好きでない人とは一緒に行かないことをお勧めします。
あと、ウインブルドンって日本人が結構います。アジア系というと日本人みたいな感じです。やっぱり錦織くんの効果が大きいのでしょう。珍しく韓国人を数人しか見ませんでした。まあ、ロンドン自体ダブリンに比べると圧倒的に日本人が多いと感じましたが。
まとめ
4時間から5時間待って、グランドチケットを購入して10時間くらい滞在しました。値段が25£でこんなに楽しめるとは思いませんでした。僕は普段から現地で見るよりテレビで見てる方が絶対いいに決まっていると言っている派ですが、迫力が違いました 笑。
機会があればまた行って見たいです。これだけ楽しめると朝の待ち時間なんて苦ではありません。
翌日、ハリーポッタースタジオに行きましたがウインブルドンの方が100倍以上楽しかったです 笑。こればっかりは好みですが。
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