今回はViewingについて書きます。
世界では日本のアパートと違って、一軒家に住み余った部屋を貸すというのが一般的です。
前回分は下記を参照ください。
Viewingまでの道のり
ここまでが本当に苦しかったです。いくらメールを送っても返信がない。
ですが、Viewingの予約が取れればゲットできる確率はかなりアップしますのでめげずに送り続けましょう。
僕はプライベートは確保したい派なので、シングルルームかダブルルームにしか送っていません。
1件目
ダブリン6で学校にも近く(徒歩25分くらい)、家賃が450€(Billは別で40€くらいらしい)だったので最高の条件です。
SMSを送ってから5分未満で返信があり、来週の月曜日の8:30pmに来てくれということだったのでもちろん行くと返信しました。
で、当日行ってみるとウロウロしている女の子を発見。
もしかし彼女も家を見にきたのか?と思っていると案の定その家に入って行きました。
僕もそのあとを追って行きます。
中に入ります。
若い2人のアイリッシュが住んでいる家で、2人とも働いているらしい。
部屋を案内してくれますが、やっぱり汚い。まあ、男2人で住んでいるとこうなるかという感じです。この時点でないなと思いましたが、一応気になっていることを質問して見ます。
シャワーは何時でも浴びれるか
Can I take a shower anytime?
キッチンは何時でも使っていいか
Can I use the kitchen anytime?
たまに友達を連れてきていいか
Can I sometimes bring my friends?
鍵はもらえるか
Can I have my own key?
普段は何時に帰ってくるか
What time do you usually come back home?
何人くらいViewingに来るのか
How many people come here for viewing?
などなど
全部特に問題なしだったのですが、話をしていると最低1年の契約になるとのこと。また今日と明日で合計10人くらい来るとのこと。
3ヶ月はだめ?(I want to stay here for 3months. Is it possible?)って聞くとだめだということだったので諦めました。
それとアイリッシュってやっぱり喋るスピードが半端なく速いです。要所はなんとか聞き取れるのですが、細かいところは無理でした 笑。
2件目
ダブリン9で家賃は500€(Billは別)の物件。
17時くらいにSMSを送ると21時くらいに返信が来ました。
6月中旬の月曜日に連絡が来たのですが、今週の水曜日から家賃を支払ってくれるならいいとのこと。7月1日から別の部屋が空くけどダブルルームなので700€だということ。
これは条件に合わないのでViewing前に断りました。
3件目
1件目を見に行く前にSMSを送ったところから電話連絡が入り、明日Viewing可能だけど来れる?とのこと。もちろん行くと回答。初めての電話連絡で焦りました 笑。
ですが、この時僕は1件目の人と勘違いして今向かってますって言ってしまったので話がめちゃくちゃに。電話番号を確認して違う人からというのが判明したので折り返しかけ直して、明日行くと伝えました。
ですが、翌日早朝にSMSで3ヶ月しか住めないけど大丈夫って聞くとだめでした。1件目の反省が役立ちました。
作戦変更
適当に送りまくっていましたが、返信率が悪いのと入居期間で断られることしかなかったので、ここから3ヶ月募集をしているところに絞って連絡をしてみました。
4件目
ダブリン14で家賃が500€(Bill込み)、バス必須、朝食付きのホームステイみたいな感じです。
仲介業者みたいな人が載せている物件だったのでレスポンスがかなり早かったです。
仲介業者が関与しているので、契約が成立した時には125€手数料が発生する(Viewingは無料)とのことでしたが、まあそれくらいはいいかと思ってViewingの予約をゲット。
翌日、見に行ってみると70歳以上と思えるおばあさんが一人で住んでいる家でした。
で、1件目と同じ質問をするとキッチンは20時以降は使ってはいけないとのこと。
この時点でないなと思ったので帰りました。
ホストファミリーの厳しさから逃げたいと思って、部屋を探しているのにルールがあると同じ状況に戻ってしまうので僕には無理です。一つルールがあるとその後新たなルールが見つかるのも時間の問題なのでやめておくのが得策です。
やっぱり仲介業者に任せている物件はパソコンを使いこなせないような高齢の方の家が多いと思ったので、今後は仲介業者の物件も除外しました。
5件目
ダブリン8、家賃600€(Bill別で50€くらい)、学校から徒歩50分だったのでバスが必須です。
日曜日の昼間にメールを送って、夕方にWhatsAppで連絡が入りました。WhatsAppは日本でいうLINEのようなものですが、世界的にはWhatsAppの方が主流でみんなこれを使っています。もちろん僕もこれでしか現地の友達とかと連絡を取っていません。
そこに載せているプロフィール写真がめちゃくちゃ美人で若い女の人だったんですよ 笑。まあ、芸能人とかの写真かなと思って連絡を取り合いました。
結局、2日後の19時に行くことになりました。
到着の連絡をすると写真の赤毛が綺麗なお姉さんが扉を開けてくれました。
この時点で僕はこの家に住むことを決めました 笑。
Viewingは不要(下心のみ 笑)でしたが、一応案内してもらいます。
部屋はめちゃくちゃ綺麗で、部屋数がベッドルーム2つでリビング1つという日本のアパートみたいな部屋でした。
お姉さんと話していると(さすがアイリッシュっていうくらい早口です 笑)、31歳で薬局関係の仕事についているらしく(薬剤師ではない)会社からiPhoneを支給されてようで使いこなしが難しいと言っていました。サムスンが大好きらしいです。僕はiPhone派なので、iPhoneの方が使いやすいよとアドバイス。
そんなこんなでこの部屋に住みたいとその場で伝えましたが、何人かViewingに来るらしく結果は明日の夜に連絡するということになりました。
この日ほど昼ごはんにニンニク臭い韓国料理を食べたことを後悔した日はありません 笑。
2日後、授業中にお姉さんから連絡があり、次の日に来た女の子に決まったと連絡がありました 泣。
その日の授業は全く集中できず、授業中に家探しの話を先生も含めて全員にしました 笑。
この落選のおかげで今後の家探しに悪影響出たことは否定できません。
まあ、客観的に見て男を選ばないですよね。
それなら、女性のみ募集にして欲しかったですが彼氏を探している可能性も否定できないなど思い当たることは多々ありますが、僕が彼女の立場なら僕を選ばないと思います。
じゃあ、なぜViewingを了解したんだ!!!など反論はありますが、仕方ありません。僕の下心に気づいたのかもしれません 笑。
あのお姉さんの家がいい!!!って今でも思っています 笑。
6件目
ダブリン6で家賃500€(Bill別で40€くらい)、学校から徒歩30分くらいなので交通費が浮きます。
夕方にメールを送った5分後くらいに返信があり、今日の18:30から見に来る?って聞かれたので行くと伝えました。でも、この家に住む場合は明日、来月分の家賃払ってねってことでした。
男3人で住んでる家で全員アイリッシュのWorkerでした。家の扉からもわかるように綺麗ではなさそうでした。
で、自転車で颯爽と現れた明らかにいい人オーラ満々の若いお兄さんに案内してもらいました。
家に入った瞬間、これは………
汚すぎる!!!
もうこの時点で帰りたくなっています 笑。キッチンとリビングが最高にひどかったです。
さらにベッドルームを見ると木の塊があり、彼曰く机だそうですがそうは見えませんでした 笑。さらに椅子が100年くらい前からあるのかと思うような椅子でした。
最後にこの家気に入った?ってすごい笑顔で聞かれたので、興味あります(本当はないですが言えませんでした)って回答。昨日も何人か見に来て興味あったみたいだから合格したら今晩か明日の朝に連絡するねと言われました。
まあ、落選するから大丈夫だろうと思っていたら夜の11時に合格したよ!!!って連絡が。。。。
やってしまった。。。。
これはやばいやつだ。。。。
結局、この日は連絡しませんでした。
一晩悪夢にうなされながら考え(でも寝れてます 笑)、早朝に断りの連絡を入れました。
その日の授業中に5件目のお姉さんから落選の連絡があり、その後に6件目の人から電話が!!!
電話番号を知らなかったのですが、出て見るとやっぱり6件目の人です。辞退の確認の連絡です。
この時、僕の心はお姉さんの部屋の落選と部屋探しを早く終われせたかったので、やっぱりそこに住むと答えてしまいました。
で、休憩中にクラスメイトに相談。
やっぱりやめておこうという決断に。
授業中に先生に礼儀正しい断り方を教えてもらって、SMSを送りました。
その後、また電話がかかって来ましたが出ませんでした。
本当に申し訳ないことをしたと反省しています。
7件目
メールの返信がありましたが、3ヶ月ということを伝えるとダメということに。
僕が間違って1年からのところに送ってしまったので申し訳なかったです。
8件目
ダブリン6、家賃420€(Billは不明)、学校まで徒歩30分くらい。
メールを送った瞬間に電話がかかって来ました。
出て見ると、とても訛りの強い人で何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。で、今から来る?って言われたので行くと答え、近くまで来たら電話してくれと言われました。
で、友達と近くに着いたので連絡して見るとお前は誰だ?ってことに。いやいやさっき連絡したじゃんって伝えると、今日は見せれない来週来てくれってことに。
僕が聞き取れてなかっただけかもしれませんが、この人とはきついと思ったのでその後は連絡しませんでした。向こうからも連絡はなかったですけどね 笑。
友達について来てくれたのにごめんねって伝えると、Daftはクレイジーだから仕方ないとのこと 笑。
その友達はダフトを嫌っていて、Facebookで家を見つけています。
9件目
メールの返信があったので、動物を飼っているかと3ヶ月で大丈夫かを確認すると返信がなく終了。
10件目
ダブリン8、家賃560€(Billは60€)、学校までは徒歩50分くらいかかるのでバス必須。
メールを送った次の日に電話があり、今日の20時からなら大丈夫とのことだったので行って見ました。
出迎えてくれたのは60歳〜70歳くらいのおじいさんで、僕が色々質問しているとここはホームステイじゃないからルールはないから安心してくれと言われました。
シェアハウスはこれがノーマルだって何回も言われました。
僕はかなりホストファミリーの洗脳にやられているみたいです 笑。
他に2人のアイリッシュが住んでいて、彼は料理が上手だから何でも作ってくれるとのこと。
おじいさんは僕の英語の間違いを訂正してくれるし最高の環境でしたが、男しか住んでいなかったので若干汚かったです。他とも比較したいので、もし住みたくなれば連絡すると伝えました。
その後、連絡しませんでした。
そしたら次の日には入居者が決まったみたいで、ホームページからこの物件が消えていました。
11件目
ダブリン6W、家賃650€(Bill込み)、バス必須。
早朝にメールで連絡すると、昼くらいにWhatsAppで連絡がありました。
このメールの内容が熱烈で、詐欺なんじゃないかと思うくらいでした 笑。
たくさん連絡をもらっているけど、返信したのは君だけだとか、
3ヶ月で募集していたので君がこの部屋にperfectだとか。
で、彼女はアジア系らしくアジア系と話したいみたいでした。それで彼女の仕事が終わる21時に来てくれと言われました。その人の夫は19時くらいに帰宅しているみたいですが。
21時は遅すぎるのと僕の家からそこの家に行くには交通の便が悪いので、結局休日の土曜日に行くことにしました。
ホストファミリーにそのことを話すとダブリン6W(特にこの家の地域)は治安が最強らしくてそこにすべきだと言われました。
実際に見に行って見ると、フィリピン人の奥さんとアイリッシュの夫、アルゼンチン人の留学生?の3人住まいでした。
やっぱり女性が住んでいると部屋も綺麗で入った瞬間にここにしようと決めました。
さらにダブルルームじゃなくてシングルルームなら600€でいいよって言われてたので、即ここに決めました。ネット上にはダブルルームの募集しかなかったのでラッキーでした。
デポジットと家賃合わせて1200€を次の日か来週に払ってくれと言われたので、次の日に持って行くことにしました。で部屋を確保するために本日中にいくらか置いて行きました。30€しかキャッシュがなかったのでそれとレシートを交換しました。
ここは緑茶で出迎えてくれて、1時間くらいみんなで喋り和やかな雰囲気でした。世界中を仕事で回っているみたいで3ヶ月後にまた違う国に行くのでそれ以上は貸せないみたいです。
みんなめちゃくちゃ早口ですけど。特に夫が半端ないスピードです 笑。
真のマシンガントークを知りました。
で、その日のうちにキャッシングを利用して1200€をATMで引き出そうとすると1日の上限が600€みたいで2日に分けておろしました。
翌日、大量のキャッシュ(移動中襲われないか怖かったです 笑)を持って行き契約しました。
レシートを作ってもらい鍵ももらいました。レシートっていってもその場で作ったただの紙切れですが。
さらに入居前までに荷物を持って来たかったら持って来てもいいとのことでした。
実際のところ
友達の話を聞いていると600€は高いと思います。
この家が最高に綺麗で設備も完璧なら問題ないですが、綺麗さはダブリンでは許容範囲ですが、日本なら断るくらいのレベルです。
また、キッチンのコンロは電熱でキッチン自体も綺麗とは言えません。
この条件だと500〜550€くらいが妥当だと思いました。
正直、ホストファミリーの家が一番綺麗です。あの家がホームステイの契約を撤廃し自由にされてくれるなら僕はあそこに滞在したかったです。これは僕の友達もそう言っていました。
ですが、全て完璧という条件がなかなかないのがダブリンの住宅事情です。
粘り強く家探しをし、ホステル暮らしを少しなら経験できるくらいの覚悟があればいいのかもしれませんが、僕はそこまでの根気がなかったので妥協してしまいました。
どこかで妥協が必要なのかもしれません。
まとめ
ようやく新居が決まりました。
あのお姉さんの部屋に落ちたことは辛かったですが、その悲しみを乗り越えて新たな家が見つかったことで安心しました。
見つからなかった場合、ホステル暮らしか!?ということも考えましたが、みんな1週間くらい前にしか決まっていないので根気よく探す必要があると感じました。逆に直前になって探し始めた友達も1週間前に決まっていたので、結局早く探し始めることに意味はあるかはわかりませんが不安なので探しちゃいますよね。
オーナーからしても、即入居してくれる人を探しているのでかなり前から探しても難しいと感じました。
それと部屋探しを真剣に開始したら、ダフトは1時間に1回はチェックするくらいの気持ちがないといけないと思いました。実際、僕もそれくらいの頻度で確認していました。
アイルランドの部屋探しは情報が少ないので、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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