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不在者投票のやり方。選挙に行く意味とは?

2019年、参議院選があるので不在者投票に行ってきました。

 

不在者投票?なにそれ?って感じですが、自分の住んでない市でも投票ができる制度です。

 

僕の場合、最近引っ越したばかりなので前住所に投票権があり今の住所地では投票権がありませんでした。

厳密には最近引っ越した人というより4月3日までに転入届を提出していない人が対象です。

 

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不在者投票の対象者

滞在地での不在者投票

今回の僕みたいなケース。

長期出張とかで市外に滞在する人もこれですね。

まあ、これは理由は問わないです。

 

病院などでの不在者投票

これは入院している人ですね。

 

郵便等による不在者投票

これは自宅から動けない人で障害者とか介護が必要な人など。

身体障害者手帳とか証明するものが必要なのでみんなが利用できるものではありません。

 

期日前投票との違い

期日前投票は投票権のある市で投票日前に投票することです。

 

それに対して不在者投票は市外で投票するのに加えて、投票日前でもOK。

 

要は投票する場所の違いです。

 

不在者投票の手続き

投票権のある市で事前申請が必要です。

 

一般的な方法

  1. 前住所から投票券が届く
  2. 書類を記入し返送
  3. 不在者投票の関係書類が届く
  4. 不在者投票

 

こういう順番です。

 

でも、これって時間がかかりすぎです。

大抵でも1週間くらいかかると思います。

 

僕はそこまで待ってられなかったので、別の方法にしました。

 

家族に頼む

  1. 前住所の市役所へ家族召喚、書類記入
  2. 不在者投票の関係書類が僕の家に届く
  3. 不在者投票

 

これなら市役所からの書類は翌日に届きました。

急いでる旨は伝えましたが。

 

ただレターパックで届いたので受け取りができず、次の日に受け取ることになりました。

 

代わりに行ってくる人がいない場合は、郵送でもできます。

 

郵送

  1. 前住所の市役所ホームページから不在者投票用請求書を印刷、記入し、郵送
  2. 不在者投票の関係書類が僕の家に届く
  3. 不在者投票

 

これでも一般的な方法より少しは早くなります。

 

まあ、役所の人も時間がないことを知っているので早急に対応してくれると思います。

だって、あなたたちの仕事が遅いから投票できなかったって言われたら大変なクレームになりますからね。

 

投票できる場所

期日前投票なら市役所以外でもいくつか投票所を設けてくれていますが、不在者投票は場所が決まっています。

 

メールで選挙管理委員会に確認しましたが、全国の選挙管理委員会で投票可能です。

 

つまり、自分の住んでいる市でなくても日本全国どこでもOK。

 

選挙管理委員会は市役所に設置されていることがほとんどです。

 

選挙はめんどくさい?

はっきり言って選挙制度は古すぎるし効率が悪いです。

 

なぜだかわかりますか?

 

若者や現役世代に投票させたくないからです。

 

多くの若者が投票に行けば今の政治家や政党の構成が変わる可能性があります。

 

政治家ならこれは死活問題です。

 

選挙とは政治家の就職活動なのであっち側も必死。

 

だから、時間が余っていて現状維持を好む高齢者が投票に行くような制度になっています。

 

これなら既存の政治家や政党が生き残る可能性が高いです。

 

投票率

前回の平成28年の時の参議院選は54.7%

 

20代の投票率は35.60%

 

30代の投票率は44.24%

 

50代以上は60%を超えていて、

 

60代の投票率は70.07%で一番高いです。

 

ちなみに10代は46.78%

 

20代より60代の方が2倍くらい%が高いです。

 

それに加え、人口比も60代の方が20代より1.5倍くらい多いです。

 

つまり、60代の支持を集める方が20代の支持を集めるより3倍くらい政治的に価値があるということです。

 

ここで扱っているのは総務省が発表しているデータです。

人口比率はこれ

 

それなら選挙に行かなくていい?

これは暴論。

人口比率的に20代が投票に行っても意見が通りにくいのはわかりますが、それだからって選挙に行かないのは責任放棄しています。

 

期日前投票だってやってるし投票所なんて自宅に近くに設置されています。

 

たった5分で投票できるのに行かないなんてダメです。

 

ちなみに20代は人口比率的に少ないですが、40代は人口が多いです。

 

つまり、40代は選挙に行って投票率を60代くらいまで上げれば今後意見が通る可能性が高いです。40代の投票率前回ので52.64%。

 

わからなければ白票で良い

選挙に行っても誰に投票したら良いかわからないという人がいますが、何も書かずに白票をいれればいいのです。

 

選挙の重要なのは選挙後に各政党が選挙結果の分析をします。

 

そのときに年代別の投票率もわかります。

 

これは総務省がホームページで発表しています。

 

つまり、人口比率が少ないにしても20代の投票率が上がれば政治家の目が向く可能性があります。

 

白票でも投票率に反映されるのです。

 

反感を買う政治をしていたらこの白票が違う党に入るかもしれないというプレッシャーだけでいいのです。

 

橋下徹さんがいつも言っていることですが、政治にはベストなんてなくてベターを選ぶことが基本です。

 

少しでも共感できる党や候補者がいればそこに投票すればいいし、わからなければ白票を入れるこれだけです。

 

まとめ

時間があれば不在者投票はめんどくさくないです。送られてくる書類に記入して返信し投票用紙をもって市役所に行くだけ。

それがめんどくさいという人もいますが今の制度上仕方ないです。

この制度を変えたいなら選挙に行って白票を入れて選挙制度に意義を唱える人が出てくるのを待つのも一つの方法かと思います。

選挙に行かない人が今の政治は終わっているとか言うのもなんか違うなと思います。

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